studio malaparte

■ シュトックハウゼン生誕80年記念／追悼 by 清水穣 去年の12月5日に、シュトックハウゼンが急死しました。その日の朝７時ぐらいに、パートナーのスザンヌ・スティーヴンスとカティンカ・パスフェーアが、 マエストロを起こしに行ったそうです。そしたらベッドの上で、シュトックハウゼンは興奮していて「凄い、新しい呼吸法を見出した。新しい時代が始まる。」 凄く興奮して、ベッドから降りたとたんにバタッと倒れ、ふたりの女性が駆け寄ったら、もう心臓が止まっていたと。その話を聞いた時、驚くと同時に、なんと シュトックハウゼンらしい死に方だろうかと思いました。先ほどご覧になった『ヘリコプター・カルテット』の中で彼は「今の身体ではなくて、もっと物質感の ない精神的な身体であれば、音と同じように飛べるのに」なんて言っていましたが、今でもどこかにいるんだろうか、シリウスで生きているんでしょうか。 久しぶりにシ

[negative-naive]

清水穣によるシュトックハウゼン追悼。超駆け足の現代音楽作曲概説も含まれているので、とりあえずなんとなく現代音楽を理解したい人には読んで欲しい文章。

[donncherrrryy]

シュトックハウゼン

[onanieCEO]

「凄い、新しい呼吸法を見出した。新しい時代が始まる。」凄く興奮して、ベッドから降りたとたんにバタッと倒れ、ふたりの女性が駆け寄ったら、もう心臓が止まっていた