米カリフォルニア州 不法移民に弁護士資格 NHKニュース

アメリカ西部カリフォルニア州の最高裁判所は２日、弁護士試験に合格した不法移民の男性に弁護士資格を認める決定を出し、アメリカに滞在する１１００万人に上るとみられる不法移民の資格や職業上の権利の拡大に影響を与えるのか注目されています。 アメリカでは、弁護士は各州の法律に基づいて資格が与えられますが、州の法律などで特別の定めがないかぎり、原則としてアメリカに合法に滞在していることが必要とされています。 これについて、カリフォルニア州の最高裁判所は２日、弁護士試験に合格した州内に住む３６歳の不法移民の男性について弁護士資格を認める決定を出しました。 この決定は、カリフォルニア州で不法移民にも弁護士資格を認めるよう州の法律が改正され今月から施行されたことを受けたもので、アメリカのメディアは、不法移民に弁護士資格を認めた初めてのケースだとして大きく報じています。 全米で１１００万人に上るとみられる不法

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