旅客船沈没 コンテナの固定不十分 NHKニュース

韓国の旅客船沈没事故で、検察などの合同捜査本部は、事故当時、船内でコンテナがきちんと固定されていなかったことを明らかにし、貨物の積み過ぎだけでなく、コンテナの固定の方法にも問題があったとみて、船会社の担当者からさらに事情を聞くことにしています。 先月１６日、韓国南部で旅客船セウォル号が沈没した事故では、船が転覆する前の映像から、甲板に載せられたコンテナが左舷側に崩れ落ちているのが確認されており、検察などの合同捜査本部はコンテナがどのように積まれていたかについて詳しく調べています。 合同捜査本部が１日、明らかにしたところによりますと、事故当時積んでいたコンテナと、旅客船にもともと設置されていたコンテナを固定する装置は規格が合わないため、２段に積まれたコンテナは固定が緩かったり、場所によってははじめから固定されていなかったりしたということです。 こうしたことは、船が急旋回をきっかけに荷崩れを起

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