伊方原発３号機 「今年度中の再稼働は困難」 NHKニュース

愛媛県にある伊方原子力発電所３号機について、四国電力の佐伯勇人社長は２７日の記者会見で、原子力規制委員会による耐震性などの確認が終わるめどが立っていないとして、今年度中の再稼働は困難だという見通しを示しました。 これについて、四国電力の佐伯社長は高松市の四国電力本店で開いた定例の記者会見で、「原子力規制委員会による確認が続いているうえ、その後の再稼働に向けた作業も１～２か月で完了することは難しい。年度内の再稼働は困難だ」と述べ、再稼働はことし４月以降になるという見通しを示しました。 そのうえで、ことし４月から家庭向けの電力小売りが自由化されるのに向けて競争が本格化していることに触れ、「四国電力の強みを発揮するためにも、ことし中の再稼働は絶対に成し遂げたい」と述べ、早期の再稼働を目指す姿勢を改めて強調しました。 原発事故後に作られた新しい規制基準の下では、鹿児島県の川内原発で去年、２基が再稼

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