漸進的型付けの未来を考える - -

この記事はCAMPHOR- Advent Calendar 2017 11日目の記事です． アブストラクト 漸進的型付けは，ひとつの言語の中で静的型付けと動的型付けをスムーズに組み合わせるための技術です． よく知られた特徴は any 型を使った静的型付けで， TypeScript や Python といったプログラミング言語には既に実装されています． しかし，理論と実際のプログラミング言語の間には大きなギャップが存在します． 特に，漸進的型付けの理論で提案されているキャストを用いた動的型検査が実装されていないために， 静的型付けの恩恵を十分に得られていないという問題があります． この記事では，まず漸進的型付けの理論をコード例を用いて紹介し， 現状の漸進的型付き言語が抱える問題を解説します． そのあとで，漸進的型付き言語が目指すべき目標を理論的視点から論じます． それらの目標は，静的型付けを

[kuenishi]

Erlangはキャストを必要としない型システムだけど、Dialyzerの言い知れぬ残念さや、静的型検査を導入しない理由を考えるとこういったアプローチに疑問が残る。

[r-west]

メリットはfailfastよ以外に、エラー情報の親切化(期待される型と実際の誤った型の提示)がデカイ気がするけど、それはキャスト無しでも頑張れそう。

[Kiikurage]

めちゃくちゃ良記事

[idr_zz]

静的動的に続く第三の型付け。 漸進的にanyが入る型付け。 漸進的型付けの未来を考える - yu-i9.tmp

[sonots]

Pythonにも入ったGradual Typingについて

[noonworks]

TypeScriptはASTをいじる人口が多いし、動的検査として関数の呼び出し前や先頭に検査コードを追加するのはそう遠くなさそう（記事の通り、パフォーマンスの問題はあると思うけど）

[b-wind]

“理論に沿った漸進的型付けの実装が難しいことは知られており，今も多くの人が頭をひねっています．”

[murashit]

なるほど

[k0yoshitsugu]

“「理想的な漸進的型付き言語」は依然として未来の技術です．”

[S64]

👀

[kirakking]

理想としては書くときは動的、実行時は静的のサイズ。

[Tak_Yaz]

キャストの例がめちゃよかった