滋賀県のびわ湖の生物多様性を物語る巻き貝「カワニナ」について、東京大学の研究者が生息地を調査したところ、ほかの生息地から隔絶された湖の底にある山の上に、これまでと特徴の異なるカワニナが生息していることが新たに分かりました。 調査した研究者は「過酷な環境で暮らすためにゴツゴツした貝殻を持つなど独自の進化を遂げた可能性がある」としています。 びわ湖の多様性を物語る新発見 びわ湖のみに生息するカワニナの仲間たち 滋賀県立琵琶湖博物館などによりますと、びわ湖にはここにしか生息していない17種の小さな巻き貝の「カワニナ」が確認されていて、びわ湖の生物多様性を物語る生き物として知られています。
