粉じん用マスク 2万枚配布へ 3月29日 11時12分 被災地では、壊れた建物の撤去作業の際にアスベストなどの粉じんを吸い込むおそれがあるとして、厚生労働省は、粉じん用のマスクおよそ2万枚を被災地で作業に当たる建設業者に配布することになりました。 厚生労働省によりますと、東北関東大震災の被災地では、数多くの建物が激しく損傷したために、建物の撤去作業の際には内装に使用されたアスベストなどの粉じんが飛散するおそれがあるということです。このため厚生労働省は、通常、マスクの着用は義務づけられていない屋外の建物の撤去作業でも、マスクの着用を徹底するとともに、撤去作業の際にはあらかじめ水をまいて、粉じんの飛散を食い止めるといった対策をとるよう建設業者などに要請しました。そのうえで、作業員が粉じんを吸い込むのを防ぐために、専用のマスク2万1500枚を来月から順次、岩手や宮城、福島など6つの県の建設業者に