グリーンスパンの話といえば、曖昧で退屈なことで知られていた。もちろん、それはFRB議長という立場上しょうがないのだが、妻にプロポーズしたときも3回目でようやく意味が通じたというのは、有名なジョークだ(本書では「実は、あれは5回目だった」と明かしている)。そういう著者の回顧録がおもしろい本になることは期待できないが、本書では意外に率直に政権の裏側を明かしている。 本書は2つの部分にわかれており、邦訳の上下巻にそれぞれ対応している。上巻では若いころプロの楽団でサックスを吹いていた話や、エコノミストになってからはアイン・ランドとの交友関係から強い影響を受け、リバタリアンになったことなどが書かれている(リバタリアニズムを「自由意思論」と訳すのはおかしい)。もちろん重要なのは、FRB議長になってからの話だが、前任者ボルカーの路線を継承するというのが基本路線だったようで、あまり独自の方針は示していな
11日の記事で、「はてなが有害情報を放置してアクセスを稼いでいる」と書いたら、予想どおりネットイナゴが殺到して150もブックマークがつき、はてなの「人気エントリー」のトップになった。世界情勢にも経済問題にも関心がないが、自分の使うおもちゃを批判されると泣きわめく、匿名の精神的幼児の集まりだ(*)。はてなが梅田望夫氏のいう「群衆の叡智」なるものの反例になっているのも、皮肉なものである。 その記事で、私はブログも階層分化し、ブランド価値を高めて広告単価を上げるビジネスモデルもあるのではないかと書いた。mixiはそれに近い方針をとっているようだが、最近はgooブログの「検閲」が一部で話題になっている。たとえば、このブログは「犯罪を暗示した」という規定に引っかかったようだ。事前の警告なしにいきなりブログ全体を非表示にするのは問題だが、こういう有害情報を積極的に排除するサイトがあっていい。 もち
ドイツ生まれの米理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein、撮影日不明)。(c)AFP 【11月13日 AFP】「2時間たったと思って時計を見たら、まだ17分しかたっていなかった」とのオペラの批評が物語るように、時間は相対的なものだ。楽しい時間は飛ぶように過ぎるが、嫌な時間は永遠に続くかのように感じられる。 アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)は1905年、物体の相対的速度によって、時間は進んだり遅れたりするという有名な相対性理論に関する論文を発表した。 アインシュタインの仮説によれば、運動している時計は、静止している時計よりもゆっくり時を刻むことになる。この現象を彼は「時間の遅れ」と呼んだ。 この「時間の遅れ」に関するこれまでで最も正確な実験を行い、アインシュタインの理論を証明したとする研究が11日、英科学誌「ネーチャー・フィジック
はてな はてなにも陶片追放システムが必要なのではとブックマークコメントを読んで。はてなにも陶片追放システムが必要なのではは上手いというかなんというかタイトルには「はてな」と書いているけれど本文中には一貫して「はてな村」と記述しているところがミソ。「hasigotan」という特定個人名を挙げながらhasigotan自身はgooにいるので「はてな」から追放する事は出来ないよだとか「ただ子供ができたという幸せを日記に書いた」人物が"はてな村"に実在したのか、そもそも此処で書かれている"はてな村"とは何処を指し示すのかという疑問が沸いて来てしまうのだけれども、勿論そういう事情を全部わかっていて書かれた文章だとすると秀逸だよねと思ってしまう。タイトルも「はてな村」に統一されていれば完璧だったろうし記述が「はてなムラ」であったなら尚最高だと思った。 元増田の人の目論見は「陶片追放システム」という注目を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く