高速のPAで、トイレをすませるように言った。 4歳になる息子は、「大丈夫」と大見得を切っていたが、すごい内股を擦り合わせていたので、無理やり連れて行った。 妻はそれを見て苦笑していた。 PAを抜けると、事故による通行止めがあった。 それに伴って、1mmも進まない渋滞が発生した。 渋滞は車内の空気を淀ませる。 妻は明らかにいらいらした様子で、息子を叱り出したり、おれを叱ったりした。 渋滞がはじまって1時間ぐらいたったころ、妻は「次のPAまでどれぐらいかかるか?」と聞いてきた。 交通規制がいつ解除されるかは、分からない。 うーん。と答えあぐねていると、耳元で「おしっこにいきたい」と言われた。 なんだって? 車の現在地は高速道路の陸橋だ。 路肩めいた個所はない。 また、規制解除されたら発車を余儀なくされる位置であり、降車はよくない。 「どれぐらいがまんできそう?」 「もう無理かも」 オーケー、落
本連載では第一線のPerlハッカーが回替わりで執筆していきます。今回のハッカーはsongmuさんこと松木雅幸さんで、テーマはcronです。 なお本稿のサンプルコードは、本誌サポートサイトから入手できます。 cronとは? cronは指定日時にジョブの自動実行を行うジョブスケジューラです。UNIX系のOSであれば実装の違いこそあれ、ほぼ標準でインストールされています。 作業自動化や、タスクを自動実行したいなどといった場合にcronは避けては通れません。Perlでバッチ処理を書く際などに多くの人が活用していると思いますが、ベストプラクティスがわからず恐る恐る使っている人も多いのではないでしょうか。 本稿では、cron活用におけるベストプラクティスについてお話します。 cronの使いどころ cronの使い途は、主に次の3つが考えられます。 a.アプリケーションのジョブの実行 b.システムに関わる
Twitter Engineer Talks About the Company's Migration from Ruby to Scala and Javaを翻訳しました。 ※ Google翻訳ツールキットの試行も兼ねています。 TwitterはRuby on Rails を活用していることで有名ですが、サービスが拡大していくにつれて、コードの一部を他の技術に移行してきています。同社はバックエンドのメッセージキューの実装をScalaに移行 することから始め、バックエンドの検索をJavaで再構築することを継続し、最近では検索処理のフロントエンドを Java サーバに置き換えました 。 InfoQは、Twitterのエンジニア、エヴァン・ウィーバーにインタビューを行いました。彼は、この変革についてより詳しく説明いてくれています。 興味深いのは以下のポイントです。 Twitterでよく使われ
原文(投稿日:2011/11/30)へのリンク Yammerの従業員であるCoda Hale氏がScalaの商用ベンダであるTypesafe社へ送ったメールがYCombinatorとGitHubのgist経由でリークした。メールによれば、Yammerは複雑さや性能面を鑑みて、基盤のインフラをScalaからJavaへ戻すそうだ。 YammerのPR部門のShelley Risk氏によればこのメールはCoda Hale氏の個人的な意見であり、Yammerの公式な見解ではないとのことだ。このリーク後、Coda Hale氏は自身の考えをhttp://codahale.com/the-rest-of-the-story/で表明している。氏はこのメールはDonald Fischer氏(Typesafe社のCEO)からのフィードバックの要請に答えたもので、移行を示唆するツイートを補足したものだと説明して
リクルート上場おめでとうございます。 もう他所の人なのに、というか他所の人だからかもしれないけど嬉しいです。 お祝いと感謝の意味を込めて、僕が記憶に焼き付いているリクルート時代に言われた言葉で印象的だった言葉をあげておきたいと思います。 「目指せ宇宙一」 入社した時に座席の上に掲げられていた歓迎の垂れ幕に書かれていた言葉。 入社の瞬間から、勝負が地球上ではないところに持ち込まれ目線が恐ろしいほどに引き上げられた。 「俺は神だからさ、お前感謝しろよ」 自称 神にたぶん十人以上お会いした。 いいオトナが本気で言うから、正直焦った。ヤバイところに来たと思った。 八百万の神の国であるという意味を理解できた瞬間だった。 「時給を上げろ。長く働いて給料が高いとかはバカのやることだ」 いつか、このブログにも書いたけど、生産性について深く考えさせられる言葉だった。 「ビジネスマンは芸者だよ。座敷(会議)に
だんだんlibeventがどんなものかわかってきたのでメモ libeventはスレッドセーフでないため,マルチスレッドで使う場合にはこのリソース(event_base)を分けて管理する必要がある.これについては最後に記す. event_base1つだけで簡単にやる方法 ここより引用 libevent + 使い方 | ninxit.blog 1.event_init で初期化 2.event_set でイベント設定 3.event_add で設定したイベントを追加 4.event_del で追加したイベントを削除 5.event_dispatch でイベント通知の検知を開始 だいたいこんな感じである.順番に見ていく 1.event_init() event_init(); これで初期化を行い,libeventのリソースを生成する. 2.event_set() struct event ev;
memcachedで使われていることで有名なlibeventを試してみました。 以前libevを試したことがあるのですが、libeventの方が少し書きやすいという印象です。パフォーマンスに関してはlibevのほうが上という噂ですが。 libeventやlibevに関して少し説明しておくと、これらは非同期IOを実現するライブラリです。他にもシグナルやタイマー処理といったこともできるらしいです(まだ詳しく調べていません)。 非同期IOのAPIはOSごとに独自のもの(epoll, kqueueなど)があるのですが、libeventなどを利用するとその違いを隠蔽してくれるため、移植性が高まります。freebsdで開発してlinuxで動かすということだって出来ますね。 インストールに関しては、macの場合にはmacportsで簡単に入れられますし、linuxであればyumやapt-getで簡単に導
libgfapiとは こちらの記事の図1にあるように、アプリケーションから直接にGlusterFSのボリュームにアクセスするためのAPIを提供するライブラリです。FUSEマウントせずに、直接にボリュームにアクセスできるので性能向上が期待できます。 LevelDBをGlusterFSの上で使えるか試してみる機会があって、FUSEマウント経由では普通に動いたのですが、「libgfapi使ってみたらどうだろう?」という素朴な思いつきで、LevelDBのソースを覗きつついろいろやってみまたした[1]。その際に調べたlibgfapiの使い方をざっくりとメモしておく次第です。 [1] Using LevelDB over GlusterFS with libgfapi Hello, World! まずは、「Hello, World!」的なサンプルを動かしてみましょう。前提として、RHEL6.4に次の手
このドキュメントの内容は、以下の通りです。 libeventサンプルコード コンパイル方法 実行方法 参考 libeventは、スケーラブルなネットワークサーバを開発するためのイベント通知ライブラリです。 libeventは、memcachedなどで利用されています。 libeventは、イベントの抽象化ライブラリです。 libevent APIは特定のイベントがファイルディスクリプタに発生するか、タイムアウトに達した場合に、コールバック関数を実行するためのメカニズムを提供します。 ファイルの更新やソケットのデータ到着などのイベントを監視する アプリケーションを開発するには、FreeBSDでは、selectやkqueueなどを 利用します。Linuxならepollを利用します。 このように、プラットフォームになるオペレーティングシステムによって 利用するAPIが異なるため、移植性が低くなり
!!!CAUTION!!! この記事で扱っている IO のインターフェイスは Akka 2.2 で すでに old-io 扱いとなり( http://doc.akka.io/docs/akka/2.2.0/scala/io-old.html )、Akka 2.3 からは削除されてしまっています。 今ならばこちらを参考にされたほうがいいでしょう。 I/O まわり: http://doc.akka.io/docs/akka/2.3.7/scala/io.html TCPのハンドリング:http://doc.akka.io/docs/akka/2.3.7/scala/io-tcp.html 本文 akka というのは Scala で Actor モデルを実現するためのライブラリだと思えばいいっぽい。この記事を読むためには case class とパターンマッチとアクターモデルについての知識が最低
SQLのパフォーマンス問題は、SQLそのものと同じぐらいの歴史がある―― ある人は、SQLはそもそも遅いものだとすら言うかもしれません。これは、SQLの歴史が始まった頃は正しかったかもしれませんが、今となっては全く 当てはまらないでしょう。にもかかわらず、SQLのパフォーマンス問題は今も一般的でよくあることです。どうしてそうなってしまうのでしょうか? SQL言語は、恐らく最も成功した第4世代言語(4GL)でしょう。その最大の利点は、「何を」と「どのように」 を分離できることです。SQL文は、どのようにそれを実行するかを記述せずに、単純に 何を必要としているかのみの記述になっています。以下のような例を考えてみましょう。 SELECT date_of_birth FROM employees WHERE last_name = 'WINAND'SQLのクエリは、データを要求する英語の文として読
ヒロポンは、とっくの昔に製造禁止になっているので間違いです。正しい薬品名は「リタリン」です。現在の日本では薬事法の改正で、専門の医師が検査して、睡眠障害が計測器のデータで証明された患者の人にしか処方されませんが、10年ほど前には抗うつ剤として処方されていた薬です。アメリカでは「優等生のドラッグ」として、徹夜で勉強する為に使われたりしましたが、この薬には「食欲を抑制する作用がある」ので、昔は痩身剤(つまり痩せたい人がダイエットに服用する)として処方されていたんですよ。で、ファースト・ヤマトの制作中にプロデューサーの西崎氏が、六本木とか外国人が多い場所の処方箋薬局にベンツで乗りつけて「今、アメリカから来たご婦人がいるのですが、処方された薬を無くして困っているんですよ」と嘘を吐いて、その「リタリン」を大量に入手して、ヤマトのスタッフに「みんな、この「ビタミン剤」を飲んで頑張ってくれ」と騙して飲ま
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