健常者の容姿に対する強いこだわりについて質問紙調査を行い、承認欲求および身体満足感との関連を検討。青年期女子の醜形恐怖心性に関する基礎的な資料を得た。 【著者略歴】 大村美菜子(おおむら みなこ) 聖心女子大学文学部歴史社会学科人間関係卒業後,立正大学大学院心理学研究科博士後期課程臨床心理学を修了,博士(心理学)。 国立精神・神経センター精神保健研究所研究員(東京女子医科大学女性生涯健康センター研究員兼務)を経て,北里大学等で非常勤講師を行う傍ら東京福祉大学で学生相談員を務める。 ※略歴は刊行当時のものです※ 第1章 序論 1-1 本研究の意義 1-2 基本概念の定義 第2章 醜形恐怖心性に関する研究の問題と目的 2-1 研究の動向 2-2 本研究の目的 2-3 本研究の構成 第3章 身体可変性についての基礎的研究 3-1 身体可変性の認知の性差に関する研究 3-1-1 問題と目的 3-1