
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 研究チームは、アフリカの狩猟採集民や牧畜民から、米国や欧州の都市住民まで、世界34集団4213人の成人を対象に調査を実施。エネルギー消費量の測定には、最も正確とされる二重標識水法を用い、7~14日間にわたって総エネルギー消費量や体脂肪率、BMIなどの肥満指標を記録した。 調査の結果、経済発展が進んだ社会ほど体重とBMI、体脂肪率が高かった。しかし意外なことに、総エネルギー消費量もまた経済発展とともに増加していた。先進国の人々は運動不足どころか、むしろ多くのカロリーを消費していたのだ。 これは主に体格が大きいためだが、体格の影響を統計的に除去しても、総エ
Claude Code で開発効率 85%UP!AI との往復を 20 回 →3 回に減らす実践テクニック 🎯 この記事で得られる成果 ⏰ 読了時間: 約 10 分 🎯 対象読者: Claude Code/Cursor/GitHub Copilot 使用者 📊 実証データ: GitHub PR 実例あり(53 分で実装完了) 💡 実装難易度: ★★☆☆☆(初中級者でも実践可能) 具体的な改善効果 AI との往復回数が平均 85%削減(私の実測値) コード修正時間が 75%短縮 CI/CD エラー率が 90%低下 実際に私がこの個人プロジェクトで実践し、通常 20 往復以上かかる実装を 3 往復で完了させた手法を公開します。 ‼️【2025/08/13追加】Claude Code・AI駆動開発の関連記事 😩 あなたもこんな経験ありませんか? 「AI を使えば開発が楽になる」そう思っ
プロダクト開発をしていると、ユーザーや社内から改善要望をもらうことがよくある。でも、その要望の多くが「How」しか書かれていなくて、本当に必要な「Why」が書かれていない。 例えば、よくあるものだと 「ユーザー一覧をCSVでダウンロードできるようにしてほしい」 「検索結果を50件ずつ表示してほしい」 「削除ボタンを赤色にしてほしい」 といったものだったりします。 社内の人には「HowはあってもなくてもいいのでWhyを書いてください」と言っているんだけど、実際にWhyが書かれているケースは少ない。 テンプレートみたいなものを用意してもひどいケースだと「◯◯機能がほしいので◯◯機能を作ってください」みたいなことが書かれている。 どうしてWhyが重要かというと、"最適な解決策を見つけつつ、将来の拡張性も考慮した設計にしたい"からです。 このnoteではなぜ、要望にはWhyが重要でHowが重要では
こう@脳と神経の専門医 @FPkinmui ダイエット中の看護師が「食欲ヤバいときは『テトリス』を3分間プレイすると我慢できる」って言うから半信半疑で調べたらちゃんと論文があって、食欲・睡眠欲・性欲などあらゆる欲求が20%減退するとのこと。パズルゲームは脳に高い処理能力を要求するから反比例して本能が薄まるらしい。ってことは… 2025-08-01 19:48:17 こう@脳と神経の専門医 @FPkinmui 「夜中にカップ麺が欲しくてたまらないとき」や「明日が締切の仕事が終わっていない23時」に3分間テトリスやれば食欲や睡眠欲が抑えられて乗り切れるってことですね。手軽だし有益すぎる。 根拠となる論文はこちら↓ pic.x.com/ZeUqrl5zSJ 2025-08-01 19:48:19
1日1万歩は長年にわたり非公式な目標とされてきたが、明確な科学的根拠に基づくものではなかった。今回の研究では、1万歩でも健康上の利益は継続するものの、7000歩を超えてからの追加的な効果は限定的であることを示した。 例えば、全死因死亡率では7000歩と比較して1万歩で10%のさらなるリスク低下が見られたが、心血管疾患死亡率、がん発症、2型糖尿病、転倒については7000歩を超えても統計的に有意な追加的リスク低下は認められなかった。 年齢別の解析では、若年成人(平均年齢65歳未満)と高齢者(65歳以上)で違いが見られた。全死因死亡率については、若年成人では非線形の関係を示したが、高齢者では線形の関係を示し、歩数が増えるほどリスクが継続的に低下した。 また研究では、1日2000歩しか歩かない人が4000歩に増やすだけで、死亡リスクは36%も低下することも示している。 Source and Ima
取り組みのきっかけ 展示会準備の最適化 新しいプロセス 手応えと課題 AI 活用の模索 デザイナーチームの助言 ツールの検討 Dify で実現する「展示会プランナー AI 」 「展示会プランナー AI」の利用イメージ 実際に使ったマーケチームの声 最後に こんにちは、テックタッチのコミュニケーションデザイナー okiku です。最近収納ケース4箱分の断捨離をしました。身も心も晴れやかです✨ 本記事では、AI を活用してマーケティングチーム(以下マーケチーム)とデザインの協業プロセスをどのように革新したかをお伝えします。AI がすべてを解決するわけではありません。しかし、日々の業務を効率化する強力な後方支援として、その具体的な活用プロセスを深掘りします。 ぜひ最後までお読みいただき、協業プロジェクトのヒントにしていただけたらと思います。 取り組みのきっかけ 展示会準備の最適化 テックタッチの
要件定義で意識していることを言語化したくなった こんにちは、のんピ(@non____97)です。 皆さんは要件定義で意識していることを言語化したくなったことはありますか? 私はあります。 いくつかのプロジェクトで要件定義をしてきましたが、改めて考えると、普段は感覚でやっている箇所も多くあったなと感じています。 そこで、改めて言語化することで、プロジェクトごとのブレを抑えたり、さらにどういった対応が必要なのかが整理できる予感がしてきました。 ということで、以降、要件定義で意識していることと要件の例を紹介します。 なお、「要件定義とは」や「要件定義の進め方」は語りません。書籍やインターネット上に先人たちが大量にアウトプットしてくださっているため、そちらを参照ください。 特にIPAが公開している「ユーザのための要件定義ガイド 第2版 要件定義を成功に導く128の勘どころ」や「システム再構築を成功
https://aiau.connpass.com/event/357271/
Google マップは、今年で 20 年を迎えました。20 周年を記念して、Google マップで人気の場所トップ 5 を 47 都道府県ごとに発表します。 本ランキングは、 Google マップに投稿されたユーザーからのクチコミ投稿数の多かったものをもとにユーザーのレビュー評価を考慮し、各都道府県ごとに多くの注目を集めた場所をまとめたものです。ランキングには、各都道府県の魅力的な場所が集まりました。それでは見てみましょう。 国内外から多くの人が訪れる都市のトップは、それぞれ東京都「東京スカイツリー」、大阪府「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、京都府「伏見稲荷大社」、神奈川「横浜中華街」でした。 東京都 1.東京スカイツリー | 2. 東京タワー | 3. 浅草寺 | 4. 築地場外市場 | 5. 東京ドーム 大阪府 1.ユニバーサル・スタジオ・ジャパン | 2. 大阪城 | 3. 道頓
多くの人は、ChatGPTに最初の質問を投げて、最初に返ってきた答えで満足してしまう。そして、それで十分だと思い込んでしまう。だが、それではChatGPTが持つ本来の力を完全に無駄にしてしまう。世界的なトップコンサルタントを雇っておいて、浅い質問をひとつしかしないようなものだ。ChatGPTを過小評価するのは、もうやめるべきだ。 他人とは一線を画すようなアウトプットを得るには、ただ「Deep Research機能」を使ったり、月額200ドル(約3万円)のChatGPT Proを契約したりするだけでは足りない。プロンプトの使い方次第で、はるかに多くのことができる。 ChatGPTを「深く考えるパートナー」にするための技術ChatGPTには高度な設定機能が備わっているが、さらに効果的なのはプロンプトを層のように重ねることである。こうすることで、ChatGPTに思考、内省、自己反省、洗練を促すこ
日本企業の99.7%を占め、売上高の78%を占める中堅・中小企業。日本の競争力を高めるには、これらの企業の成長が不可欠であり、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)が進める“クラウドの民主化”の達成においても無視できない存在だ。 AWSジャパンは、2025年7月15日、中堅・中小企業向け事業の戦略説明会を開催。マキタ、Qualiagram(クオリアグラム)、やさしい手の3社が、生成AIサービス「Amazon Bedrock」を使ったAI実装例を披露すると共に、AWSジャパンの重点施策が語られた。 AWSジャパンの常務執行役員 広域事業統括本部 統括本部長である原田洋次氏は、「肌感覚となるが、(大企業と比べて)中堅・中小企業はPoCが多く、登壇企業のように実用化も進んでいる。生成AIの登場をきっかけに、クラウドシフトがより進み、中堅・中小企業はそのスピードが早い」と強調した。
皆さんこんにちは。バックエンドエンジニアの前田です。 最近は、いよいよ暑さが本気を出してきたので、熱中症対策をしなくては、と考えています。 さて、今回はDifyのv1.0.0で追加されたReActを用いてナレッジ/記事要約エージェントを作成しました。 ナレッジに登録したドキュメントなどをもとに、Web検索もして情報を補足し、文章を要約するエージェントが欲しいと思い、作ってみました。 Difyの環境構築と基本的な使い方については以下の記事を参考にしてみてください。 今回はDifyのv1.6.0を用いて作成しました。 acro-engineer.hatenablog.com 1. DifyにおけるReActとは 2. 今回作成するアプリについて 2.1. 構成 2.2. ナレッジ検索 2.3. エージェントノード 3. 実際に動かしてみる 4. まとめ 1. DifyにおけるReActとは D
エンジニアチームの仕事は開発、調査、障害対応などあって日々チケットを起票しては消化しながらお仕事を皆様回しておられるのではないかと思います。一方で、チケットにすることのない作業依頼というのも少なくないのではないでしょうか。「ミーティングのリスケ先日程を探して移しておいてください」などなど⋯ そして次に起こる問題は「Slack上で依頼が流れてしまって対応が漏れていた」ですね? 作業依頼の対応漏れというエラー、再発防止はどうしましょう、すべての依頼でチケット切ることにしますか? はい、それが確実なのですが、体裁に沿ったチケットを書くというのはそれなりに重い作業です。依頼をためらわせてしまうという難点が。チームのタスク管理上も、粒度の異なるチケットが大量に紛れ込んでくることになり微妙。と、ここまでの流れはどこの職場でも見られる景色なのではと思います。そこに一つご提案、確実に対応漏れを防ぎつつ依頼
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 研究者たちは、英国バイオバンクの1万949人の健康な成人の脳画像データを使って、AIによる脳年齢の予測モデルを作成した。脳年齢とは、脳の状態から推定される年齢のことで、実際の年齢との差(脳年齢ギャップ)が大きいほど、脳の老化が進んでいることを意味する。 次に、4696人の血液中のタンパク質(血漿プロテオミクスデータ)を詳しく調べた結果、13種類のタンパク質が脳の老化と深く関係していることが分かった。 特に重要なのは、タンパク質の「ブレビカン」と「GDF15」だ。ブレビカンが血液中に少ない人
Googleは6月25日、生成AI「Gemini」をコマンドライン(あの黒い画面のこと)から操作するための公式ツール「Gemini CLI」を公開。コマンドラインから直接、最新のAIモデルを呼び出せるようになった。 注目すべきは、最新モデル「Gemini 2.5 Pro」を毎分60回、1日1000回まで無料で利用できる点だ。しかも単なるチャットツールではない。ファイルの読み込み、シェルコマンド(ファイル一覧表示やGit操作など)の実行、さらにはWeb検索まで可能で、ローカル環境と連携した本格的なAIアシスタントとして機能する。 「黒い画面でのコマンド操作」と聞くと多くの人は身構えてしまうかもしれないが、実際の使い方は拍子抜けするほど簡単だ。Node.js(JavaScript実行環境)さえあればコマンド1つで起動できる。あとは普通の日本語で指示を出すだけ。ブラウザー版よりも軽量・高速で、自
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