僕は株式会社スタメンという会社の社長をしています。メインの事業は「TUNAG」という組織づくりのBtoB サービス。主なお客さんは、ノンデスクワーカーの方たちです。 僕は創業メンバーではあるのですが、社長としては2代目です。 2016年に3人のメンバーでスタメンを創業。取締役を7年務めたのち、2023年に代表取締役社長に就任しました。まわりの人たちからは「No.2として、順当に社長を引き継いだ」と思われているはずです。 でも、実はまったくそうではないんです。社長になるまでの間には、苦しい経験をたくさんしました。 一時期は役員としての価値をまったく発揮できず、「窓際社員」みたいになっていたことがありました。会社の成長に、創業者の僕がついていけなくなっていたんです。 「このままなら、会社を辞めたほうがいいかもしれない」 当時は本気でそう考えていたくらいです。 そこからどうやって壁を乗り越えて、
