海外組が不在となる東アジアカップの代表メンバーの中には、日本代表ではなじみの薄いフレッシュな新顔が多数含まれていた。2年前の同大会で柿谷曜一朗(バーゼル)や山口蛍(C大阪)ら、のちにW杯メンバーとなる新たな戦力が発掘されたように、今大会でもW杯予選に向けて新たな戦力の台頭が望まれる。今回の特集ではハリル・ジャパンの新鋭たちに所属クラブの番記者が迫った。第2回はリオ五輪を目指すU-22代表の主力の一人でもある新進気鋭のアタッカー・浅野拓磨に焦点を当てる。 ▼2014年元日。天皇杯決勝にて 「おまえらは、いったい誰と交代したと思っているんだっ」 2014年1月1日、天皇杯準優勝という悲嘆にくれた選手たちに「お疲れさま」と声をかけていた森保一監督(広島)は、2人の10代選手の前で声のトーンを変えた。厳しく、鋭く、刃のようなトーンで、若者の心にクサビを打ち込んだ。 「0-2と負けている状況で、オレ
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