先日、陸上自衛隊が北海道の然別演習場で空包と間違えて実弾で演習をするという事件があったが、第一の原因は弾薬の調達担当者による書類の転記ミスだったという(読売新聞)。 それはミスとしてまだ分かるとしても、銃に装填する時に気づかなかった点はどうなのか。また演習の計画に反して小銃に弾を込めず、射撃自体をしていなかった隊員がいたというし(戦場でも多くの兵士は敵に当たらないように撃つという話もあるから、これは不思議でない)、照準装置を適切に使っていない隊員もいたという(恐縮だが、ここは意味不明)。何か反論したいが、ここは「ハンロンの剃刀」かもしれない。つまり「無能で十分説明されることに悪意や陰謀を見出すな」と。