D・M・ディヴァイン(D.M. Devine)ことディヴィッド・マクドナルド・ディヴァイン(David McDonald Devine, 1920年5月31日 - 1980年)は、イギリスの推理作家。 代表作は『五番目のコード』『兄の殺人者』など。 スパイ小説が台頭する1960年代のミステリ界で本格ミステリーを書き続けた作家の一人である。 経歴[編集] 1920年、スコットランドのグリーノックに生まれる。 大学卒業後、セント・アンドリューズ大学に事務職員として勤務。 1961年、コリンズ社の Don's Detective Novel Competition に「兄の殺人者」で応募。応募資格に抵触するため受賞を逃すも評価は高く、コリンズ社から刊行される。『兄の殺人者』は、アガサ・クリスティーから「最後まで私が読んで楽しめた、極めて面白い犯罪小説」と絶賛された。 1968年以降はドミニック・