米首都ワシントンで記者会見するドナルド・トランプ氏(2016年3月21日撮影)。(c)AFP/Jim Watson 【3月27日 AFP】米大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は26日に米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に掲載された長文のインタビュー記事で、自身の外交政策は「米国を第一」に考え、米国が制度的に「搾取される」のを食い止めるものだと語った。インタビューは電話で行われ、実業界でキャリアを積んできたトランプ氏が、外交政策についてこれまでのところ最も詳しく持論を展開した内容となった。 トランプ氏は、自身は孤立主義者ではないと語る一方、米国は貧しい債務国なのに北大西洋条約機構(NATO)や国連(UN)といった国際機関への資金分担は不相応に多いとの認識を示した。日本や韓国、サウジアラビアといった同盟諸国と