コミックナタリー Power Push - 大月悠祐子「ど根性ガエルの娘」 国民的人気作品の影で起きた家庭崩壊 実の娘が描く、父の苦悩と再生への道 老若男女を問わず幅広い世代に知られる、国民的人気作品「ど根性ガエル」。その作者・吉沢やすみがマンガを描くことに追い詰められ荒れていく様を、実の娘・大月悠祐子が描く「ど根性ガエルの娘」が話題を呼んでいる。 コミックナタリーでは単行本1巻発売のタイミングに合わせて、この衝撃作を描くに至った経緯を大月に取材した。また家族からのメッセージと、マンガ家として活躍する夫・大井昌和の視点から描く舞台裏マンガ「ど根性ガエルの娘の夫」も併せて掲載する。 取材・文 / 淵上龍一 現実が落ち着かないことには、マンガもオチがつかない ──「ど根性ガエルの娘」では、借金、家庭内暴力、ギャンブル依存症に失踪と、お父さんとご家族の間に起きた実際の話を描かれています。発表する