人工光合成の効率を世界最高水準まで高めることに成功した、豊田中央研究所の「人工光合成セル」=21日午後、愛知県長久手市 トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手市)は21日、太陽光を使って水と二酸化炭素(CO2)から有機物のギ酸を生成する「人工光合成」の効率を世界最高水準まで高めることに成功したと発表した。過程でCO2を材料とするため脱炭素化につながるほか、生成したギ酸から水素を取り出し燃料電池の燃料に使うこともできる。早期実用化を目指す。 豊田中央研究所は2011年に、水とCO2のみを原料とした人工光合成に世界で初成功。当初は太陽光エネルギーを有機物に変換できる割合が0.04%だったが、改良を重ね7.2%まで向上させた。植物の光合成の効率を上回るという。
北海道帯広市主催の「ばんえい競馬」で、デビュー前の馬の能力検査を行うレース中に、騎手が馬の顔を蹴っていた。その動画がツイッターに投稿され、騒ぎになっている。 市は、騎手を厳重注意したうえで処分を検討しているが、関係者からは、騎手への擁護の声が出ている。一体どういうことなのだろうか。 「これはダメだろ」「虐待みたい」と非難も出たが... トラブルがあったのは、2021年初めての検査で、4月18日昼過ぎに行われた第18レースだ。レースでは、7頭がそれぞれ重さ500キロ近いそりを引き、2つ障害の坂がある200メートルの直線コースに挑んだ。 前半は、ほぼ団子状態だったが、第2障害にかかる付近で明暗が分かれる。 3頭が上り坂で立ち往生し、うち2歳牝馬のドウナンヒメは、鈴木恵介騎手がムチで尻を叩くが、前脚の膝をついたため、顔を何度も地面で擦って苦しそう。 鈴木騎手がそりから降りて、左横から綱を1回引っ
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