木村正人のロンドンでつぶやいたろう 世界の首都・ロンドンからさまざまなニュースを発信します。国際ジャーナリスト。元・米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員、元慶応大学大学院非常勤講師(憲法)。著書に『EU崩壊』『見えない世界戦争「サイバー戦」最新報告』。元産経新聞ロンドン支局長。masakimu50@gmail.com
これがジャーナリストの仕業なのかハンガリー南部の村でセルビア国境を越えて押し寄せる難民を撮影中の女性TVカメラマンが難民の子供を蹴ったり、娘を抱える難民の足を引っ掛けて転ばせたりした。この様子はソーシャルメディアを通じて世界中に広がり、女性カメラマンは8日、解雇された。 風刺画「私の仕事」(Hasan AbadiさんのFacebookより)女性カメラマンはハンガリーの極右政党ヨッビクに近いインターネット番組放送局に所属。仕事を失ったあと、こんな手紙をハンガリーの右派系マジャールネムゼット紙に送った。 「群衆が私に向かって走ってきたので怯えてしまいました。私の中で何かが弾けたのです」「私は心ない、人種差別主義者の、子供を蹴る女性カメラマンではありません」 「私に対する政治的な魔女狩りや中傷、殺しの脅しはやめて下さい」「私は1人の女性です。今は小さな子供たちを抱え、仕事を失った1人の母になりま
ドイツ南部ミュンヘンにある難民への寄付品を集めた施設で、難民の少年にジャケットを着せるヘルパー(2015年9月9日撮影)。(c)AFP/CHRISTOF STACHE 【9月12日 AFP】ドイツの年金生活者フランク・ディトリヒ(Frank Dittrich)さんはこの4週間、午前8時から午後7時までベルリン(Berlin)の難民登録センターに並ぶ人たちに飲み水を渡している。 「家でテレビの前に座っているよりもずっと有意義な時間の使い方だよ」と、ディトリヒさんはAFPに語る。「登録希望者が多すぎて政府には絶対に対応しきれない。だから手伝わないとね」と、ディトリヒさんはあっさりとした口調で語った。 今年予想されている難民申請者80万人の受け入れ準備が進められているドイツでは、ディトリヒさんのような大勢の市民が、第2次世界大戦(World War II)後最大規模の難民支援に自発的に参加してい
This copy is for your personal, non-commercial use only. Distribution and use of this material are governed by our Subscriber Agreement and by copyright law. For non-personal use or to order multiple copies, please contact Dow Jones Reprints at 1-800-843-0008 or visit www.djreprints.com. http://jp.wsj.com/article/SB10967160243142334065304581226190941512036.html
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く