東京都の小池百合子知事は18日、オンラインで会見を開き、都知事選(20日告示、7月7日投開票)の公約を発表した。小池氏は「子育て、教育にお金のかからない東京を目指す」と述べ、子育て世代の家賃負担の軽減や、無痛分娩(ぶんべん)への助成制度新設などの知事選公約を発表した。 2期8年で築いた小池都政をさらに進めていく考えから「もっとよくなる東京大改革3・0」を標榜(ひょうぼう)。都の最新の合計特殊出生率が1を割り込んだことを意識してか、子育て政策に力点を置いた。子育て世代の家賃負担軽減や無痛分娩への助成以外にも、学童保育の待機児童解消を目指すほか、東京独自の海外留学制度などの創設を掲げた。 また、外国のミサイル攻撃から都民を守るシェルターの整備や災害対応の強化など、都民をさまざまな危機から守る「首都防衛を進める」とした。 ほかにも女性活躍基本条例制定を目指すとしたほか、行政手続きの多くを網羅する