「東京2020」の終わりのはじまり 新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。「躊躇なく」「先手先手で」と言葉だけ前屈姿勢の安倍・菅政権のもと、ワクチン接種は主要各国のなかで最も遅れた。「東日本大震災」10周年を目前にして、2月13日、福島・宮城を最大震度6強の地震が襲った。そこに追い打ちをかけるように暴風雪である。世界中で人々の記憶がよみがえった。「フクイチ」(福島第一原発)は大丈夫か、と。東日本大震災からの復興を世界にアピールする五輪というが、そもそも「復興五輪」なるものがフェイクなのである(直言「「復興五輪」というフェイク」参照)。「フクシマ」の放射能汚染イメージは欧州では根強く、二度目の「幻の五輪」になりそうである(直言「「幻の東京五輪」再び」)。他方、「コロナからの復興の証」というのも、ワクチン接種の遅れにより絶望的となった。そもそも7月の猛暑時にマスクをして競技に集中すること
【プレスリリース 2021/4/30】 元国連高官らにより外務省へ提出された提言(別紙 1)は、事実と異なる認識を、ASEANや国際社会へ提示してしまう危険性をはらんでいるとして、根本敬上智大学教授ら研究者7名が、2021年4月30日、懸念と反証ステートメントを発表しました。要旨は以下の通りです。 提言は、国軍による一方的な殺戮行為が、国軍と市民との対等な対立であるという、事実と異なる前提がもとになっているため、読み手に誤解を与える可能性がある。 政治的安定化の重要性を呼びかけながら、甚大な人権侵害が横行していることに触れていないのは、米国を中心とする他の自由主義諸国の姿勢から乖離している。 今般の国軍による暴力は、日本政府がミャンマー国軍政府に行ってきた長年に渡る民主化支援策が効果を発揮できなかった点として重く受け止め検証するべきである。そうした中、日本外交への提案として、国軍へインセン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く