水道料金の値上げ相次ぐ 背景は 2月22日 18時41分 私たちの生活に欠かせない水道の料金が各地で値上がりしています。全国の家庭用の平均価格は、去年4月時点で月額3202円と、この20年で最も高くなったことが日本水道協会の調査で分かりました。この4月からも値上げを予定する自治体が相次いでいます。その理由は何なのか、高松放送局の目見田健記者と、松山放送局の久野晴之記者、それに札幌放送局の樽野章記者が解説します。 各地で相次ぐ値上げ 北海道美唄市は、去年10月から家庭用や事業用などの水道料金を一律30%値上げしました。 創業40年を超える市内の焼き鳥店では、月々の水道代が9万円余りとおよそ2万円高くなりましたが、客離れへの不安から、焼き鳥の料金に転嫁できないでいます。 また、愛媛県今治市は、この4月からの水道料金を平均で7.2%値上げします。市内全域での値上げは、11年前の市町村合併以降、