2001年の北米国際自動車ショーで発表されたコンセプトカー「モデル X」の市販モデルで、「ジェネレーションY」と呼ばれる当時の若い世代向けの車として企画された[1]。本田技研工業のアメリカ合衆国現地法人であるHonda R&D Americas, Inc.(HRA,所在地:カリフォルニア州)でデザインされ、Honda of America Mfg., Inc. (HAM) のイーストリバティ工場(所在地:オハイオ州)にて生産されていた。地上高が高く、かつ室内スペースも広くとったSUVとミニバンの折衷のようなクロスオーバービークルである。バンパーやフェンダー、サイドシルにはクラディングと呼ばれる無塗装の樹脂素材を使用し、シートやフロアなどの内装には防水処理が施してある。 デザインはビーチにあるライフセーバーが詰めるライフガード・ステーションをキーコンセプトとしており、車の全長は10フィートの
