真面目によく働く有能な人材は、なんらかの形で評価されるべきでしょう。しかし、いつもそうであるとは限りません。職場でどんなに優れていても、褒められるどころかそれが仇となってしまうことすらあるようです。 パーソナル・ファイナンス系ブログ『Five Cent Nickel』の著者であるJeffrey Steele氏が有能すぎる従業員の存在について興味深い話を述べています。 Ned氏という男性は、長期休暇中の同僚の販売業務を、彼の本来の業務と並行して受け持つことになりました。Ned氏は彼自身の業務を行いながらも、期間限定であったはずの販売部のポジションで圧倒的な活躍をみせ、その結果、会社創立以来の収益をもたらしました。 その時、彼の上司が気づいたのは、Ned氏はただの「良い社員」ではなく、「できすぎた社員」であるということ。そしてNed氏に出世を妨害されるかもしれないという危機感を抱いたその上司は