widgetとかgadgetと称されるミニWebアプリケーションが一気に普及しそうだ。Googleが1200種を超えるGoogle Gadgetを公開し,ブログやWebページに自由に組み込めるようになった。 時計や検索窓,辞書,ゲームなどなどの,便利なネットGadget(ガジェット)をGoogleは揃えていたが,これまではGoogle運用のパーソナライズドページやホームページでしか利用できなかった。今回は,どこのサイトでもGoogle Gadgetを貼り付けて利用できるのだ。YouTubeが投稿ビデオをブログなどに自由に組み込めるようしたことが,爆発的な普及を後押ししたと言える。同じように,Google GadgetがあちこちのブログやWebページに出現することになるかも。 Google Gadgetに一覧表は,こちら(Google Gadgets For Your Webpage)で。
今,インターネット業界で最も注目を集めている企業となると,やっぱりビデオ共有サイトのYouTubeであろう。同社を買収するならば10億ドル近くも要するいわれるほど,YouTubeは高く評価され始めているのだ。 ところが一方で,YouTubeはもうすぐ瀕死の状態に陥るとの見方も浮上してきている。Gawker Mediaが発行しているブログValleywagに,“Why YouTube is about to die”という見出しのエントリーが投稿されていた。Valleywagはシリコンバレーのゴシップ満載のブログで,少々過激で危なっかしい内容も飛び出るが,シリコンバレーの裏情報を知るには格好のブログである。 そのValleywagによると,YouTubeは経営的に追いつめられるとのことだ。特に,ネット接続の通信費が致命傷になりかねないと。今年初めから,通信費が月間100万ドル程度かかっている
YahooとMicrosoftがそれぞれ,先週のSupernova2006 で,マイクロフォーマット(microformats )への積極的な取り組みをアピールした。いよいよ,マイクロフォーマットが立ち上がるのかもしれない。 マイクロフォーマットは,XHTMLにメタデータを持たせようとするもの。コンテンツを構造化する仕掛けで,セマンティクWebへのアプローチの一つとして期待されている。すでに,コンテンツの用途別に幾つかのマイクロフォーマットが作られている。カレンダー用のhCalendar,名刺用のhCard, レビュー用のhReview,ソーシャルネットワーキング用のXFNなどである。こうしたマイクロフォーマットを採用したコンテンツが普及すれば,これまで以上に高度な検索や情報加工が実現することになる。 Yahooは,hCalendar, hCard, そしてhReviewのマイクロフォーマ
July 04, 200621:00 デジタルガレージ・電通ら新会社「CGMマーケティング」 カテゴリ気になるNEWS tvman46 Comment(1)Trackback(0) CGMをキーとした広告&マーケティング会社ができました。 既存メディア×CGM×広告のビジネスモデルが形になるには近そうですね。 ITmedia News:デジタルガレージ・電通ら新会社「CGMマーケティング」デジタルガレージと電通、サイバー・コミュニケーションズ(cci)、アサツーディ・ケイの4社は、ユーザーが発信するメディア「CGM」(Consumer Generated Media)を活用したマーケティングや広告を開発する新会社を、8月4日に設立すると発表した。 社名は「CGMマーケティング」。資本金は2億円で、デジタルガレージが51%、電通とcciがそれぞれ17%、アサツーディ・ケイが15%出資する。
佐々木俊尚氏の「グーグル」が日本から届く直前に、佐々木氏が「本の話」(文藝春秋刊) http://www.bunshun.co.jp/mag/hanashi/index.htm に寄稿された自著解題の文章「グーグル「革命」は正夢か悪夢か」を読んだ。素晴らしい文章なので、この文春「本の話」サイトにアップされたら是非皆さんも読まれるといいと思う。 僕の名前が出てくるのである友人がFAXで送ってくれたものだが、この文章の冒頭はこう始まる。 梅田望夫さんの『ウェブ進化論』(ちくま新書)がベストセラーになり、インターネットの最先端に多くの人が関心を持つようになっている。この本を読んだ多くの人は、「海の向こうのシリコンバレーではこんなことが起きているのか」とびっくりしているのはないか。だが『ウェブ進化論』で語られているような「本質的変化」は、実は日本のさえない地方の企業から始まりつつある。 私がこの『
竹熊さんからトラックバックをいただいた。 要するに、同じようなトラブルに対して、個人と企業相手では違う対応をしているのではないか? という疑念が、どうしても私には拭えないわけです。 こうしたグーグルのダブルスタンダードの可能性については、佐々木さんの『グーグル』でも触れられていたと思いますけれども、実際の所はどうなんでしょうね。 これはグーグルに対する個人的疑問として提示しておきます。 全くその通りのことが起きています。 しかし、グーグル開発陣は(つまり経営陣の大半も)、そういう問題対応のやり方自身について、実はあまり関心がないのではないかと僕は想像しています。 一つ前のエントリーで 「適当にローカルオフィスで何とかしておいてね。でも、そんなことのために組織作ったりするなよ。予算も使うなよ。だって来年にはシステムがうんとよくなって、そんな問題が発生する確率は下がるかもしれないからね。じゃあ
IPマルチキャストについては、「有線放送」扱いとすることで文化庁も動き出したようだ。その最大の理由は、2011年にアナログ放送を停止するというデッドラインがもう水平線上に見えてきたからである。こういう点では、地上デジタル放送も役に立つ。 しかし実は、もっと根本的な問題が残っている。そもそも通信と放送で著作権処理が異なるのはなぜか、という問題である。この原因は、1997年の著作権法改正で文部省(当時)が「自動公衆送信」という概念を創設し、インターネットをその対象としたことにある。当時の著作権課長だった岡本薫氏(現・政策研究大学院大学教授)は、「インターネットに対応する世界に誇るべき制度」だと自画自賛しているが、WIPOではこの概念を承認したものの、日本以外でこの概念を法制化した国はない。 おかげで日本では、ファイルを送信しなくても、ウェブサイトに置くだけで「送信可能化」する行為として処罰
通信と放送の融合をさまたげる究極の壁は、権利者である。IPマルチキャストの問題にしても、いくら法律を改正したところで、権利者がノーといったらおしまいだ。しかも著作権をもっているアーティストというのは、この種の雑用が苦手なので、その代理人と称する業者が暗躍することになる。 その悪質な見本が、JASRACである。カラオケ店などに根拠の不明な高額の「著作権使用料」を請求し、店がそれを拒否すると、JASRACの職員が乗り込んで店内で「ドロボー」と叫ぶなど、暴力団まがいの取り立ての実態は、業界ではよく知られている。おまけに、そうして取り立てた使用料を著作権者に支払っているという証拠がない。年間1000億円を超える使用料の使途は不透明で、過去には不正融資事件も起こしている。 この背景には、日本ではこうした権利者の団体が「仲介業法」によって許認可の対象とされ、JASRACがながく独占状態だったという
iProspecは検索ユーザーの行動調査レポート(2006年4月版)"iProspect Search Engine User Behavior Study "(April 2006) を公開している。 それによると,検索ユーザーの62%は,検索結果のトップページだけから必要な情報を探しクリックしていた。2002年は48%,2004年は60%であった。つまり,検索結果のトップページしか見ないユーザーが,年々増えていることになる。 検索結果の最初の3ページの中から選んでクリックする検索ユーザーの割合は,90%であった。これも,2002年の81%,2004年の87%からアップしている。言い換えると,検索結果の4ページ目以降をチェックするユーザーは大幅に減ってきているのだ。 SEO支援会社はますます繁盛しそうだ。 ◇参考 ・White Papers & Search Engine Marketi
3月24日には、池袋に燕尾服を着た執事さんたちがいる執事喫茶「スワロウテイル」がオープンしているが、26日のアキバで、燕尾服を着ていた3人が、『執事喫茶』の告知をしていた。ただし、喫茶店の執事喫茶ではなく、4月24・25日に公演される執事専門学校〜執事喫茶オープン〜の告知。アキバに来ていた執事は、闘ってもいた。 3月24日には、池袋に燕尾服を着た執事さんたちがいる執事喫茶「スワロウテイル」がオープンしているが、26日のアキバで、燕尾服を着ていた3人が、執事喫茶の告知をしていた。 ただし、喫茶店の執事喫茶ではなく、4月24・25日に開催される公演執事専門学校〜執事喫茶オープン〜の告知で、アキバに執事の格好をして来ていた3人は、『舞台、映像、音楽とジャンルを問わない創作活動を続けている』というアコカのメンバー。プロフィールを見てから気がついたのだけど、アコカの3人のうち1人は、以前アキバでヘン
これまでアキバBlogでもお伝えしたように、ヘビブックスの本当は萌える金正日【AA】が、4月1日午前0時から、アキバで深夜販売が行われた。『本当は萌える金正日』は、本当は萌えるグリム童話のシリーズ第8段で、先日発売された本当は萌える北朝鮮に続くもの。表紙オビには、『金正男は天然!?、高英姫はめがねっ娘!?』も書いてあった。【4月1日】 これまでアキバBlogでもお伝えしたように、ヘビブックスの本当は萌える金正日【AA】が、アキバのショップで4月1日午前0時から深夜販売が行われた。秋葉原での「本当は萌える金正日」深夜販売は、虎の穴、ソフマップ、アソビットシティ、メッセサンオー、ヤマギワソフト館、三月兎、古川電気、ゲーマーズ本店で行われていた。 上の画像は1日午前0時半すぎのゲーマーズ本店の平台に山盛りになった『本当は萌える金正日』。最近発売になった電撃G'sマガジン、ストロベリー・パニック!
4月1日に、アキバBlogのエイプリルフールネタとして、昨年10月発売のフェイト/ホロウのアキバ深夜販売レポを元に作った「本当は萌える金正日」深夜販売レポートをお伝えしたが、ラオックス ザ・コンの書籍フロアでは、エイプリルフールネタとして『4月1日限定 某ブログで話題騒然!!「本当は萌える金正日」緊急入荷!』が掲示されていた。 ザ・コンの『本当は萌える金正日 緊急入荷!』POPには、『あの国は実は日本をも越える萌大国だった?! 本当は萌えるグリム童話シリーズ最新作 「嫌韓流」につづく問題作、4月1日のみ緊急出版!』や、『ワケあって売り場には出してません』と書いてあったほか、『遅番、剥がすの忘れるなよ』もあった。 ザコンの『4月1日限定 某ブログで話題騒然!!「本当は萌える金正日」緊急入荷!』が掲示されていた場所は、本当は萌えるグリム童話を積んだ平台上のパネルで、たぶんもともとは、山盛りにな
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年3月11日ウェブ進化論8――ライプニッツの予言 いくら「出会いが不可能」だからといって、出会い系サイトを「聖なるグーグル」のたとえにつかうなんて……とお叱りを受けそうだ。梅田望夫氏の「ウェブ進化論」が、せっかく藤原正彦の「国家の品格」を抜く新書のベストセラーになりそうなのに、その勢いに水を差すけしからん冒瀆だと思われかねない。 ネットの「あちら側」では「出会い系は出会えない」。その例証に「出会い系の冬ソナ」を書くことが奇抜すぎるというなら、今度はぐっと品よくいきましょう。かつて数学にあこがれた私にとって、それからずっと尊敬の的である微積分学の祖、ゴットフリート・W・ライプニッツ(1646~1716)の引用ならお許しいただけるだろうか。 投稿者 阿部重夫 - 06:00 | Permanent link 2006年3月10日ウェブ進化論7
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