エアーインタビュー問題、インターネットの普及による急速な紙媒体の縮小等々、昨今穏やかではないライター業界・・・。 第一人者である金子達仁氏に、こんな質問をぶつけてみました。 「大好きなサッカーと、それを伝える書き手となる夢を持つ先に、幸せは待っているものなのでしょうか?」 悪いのは俺じゃねぇ、世間だ。玉乃 金子さんのこれまでの壮絶な人生、実はそれほどメディアとかで語られていないですよね。 金子 壮絶、ではないなあ(笑)。だって自分語りするのは、もっとおっちゃんで、もっと偉い人じゃない?「私の履歴書」みたいなのを書くようになったら人生晩年な感じじゃないかなぁ。 玉乃 金子さんの選手としてのキャリアって意外と知られていないですよね。どういった選手だったのでしょうか? 金子 小学校のとき、親の都合で引越も多くて、嫌々、サッカーを始めた。サッカー部に入っていたら不良からのイジメには合わないかなと思