Donald Trump Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg 米連邦最高裁は4日、トランプ前大統領の2024年大統領選への出馬は可能との意見書を公表した。判断は最高裁判事の全会一致。 今回の最高裁の判断により、コロラド州最高裁の判断は覆された。同州最高裁は、トランプ氏が2020年大統領選の結果を覆そうと「反乱」に関与したとして、予備選への参加を認めないとしていた。5日には同州を含め予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」が控えているが、その前日に最高裁は意見書を公表した。 今回の件では、国家への反乱に加担した者が官職に就くことを禁じる米国憲法修正14条3項の規定が焦点となっていた。最高裁は無署名の意見書で、「連邦政府高官や候補者に対して3項の規定を執行する責任は州ではなく議会にある」と述べた。 メーン州の州務長官とイリノイ州の裁判所も、ト