適合手術要件、憲法判断へ 性別変更規定巡り大法廷に―最高裁 2022年12月07日20時22分 最高裁=東京都千代田区 戸籍上の性別変更に性別適合手術を要件とする性同一性障害特例法の規定は、個人の尊厳などを保障した憲法に違反するとして、男性から女性への変更を申し立てた家事審判の特別抗告審で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は7日、審理を大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)に回付することを決めた。 絶望なんてしない LGBT法案たなざらしも、変化の後押しに 最高裁は2019年決定で、規定について「社会的状況の変化で変わり得るが、現時点では憲法に反するとは言えない」との初判断を示している。今回、改めて憲法判断が示される見通し。 特例法は性別変更の要件として、18歳以上の未婚で未成年の子がいないことや、生殖機能を永続的に欠くことなどを定めている。 原告は精巣などを切除する手術を受けておらず、手術の強
潮見佳男氏死去(京都大教授・民法) 2022年08月24日19時10分 潮見 佳男氏(しおみ・よしお=京都大教授・民法)19日午後5時43分、急性心不全のため自宅で死去、63歳。愛媛県出身。葬儀は近親者で済ませた。 おくやみ
作家・ジャーナリスト 青沼陽一郎 淡路島5人刺殺事件の現場付近=2015年3月9日、兵庫県洲本市【時事通信社】 5人を殺しても死刑にならない。そんな判決が最高裁判所で確定したのは、この1月のことだった。一般市民が参加した一審の裁判員裁判では、死刑が言い渡されているにもかかわらずだ。なぜ、死刑にならないのか。そこに裁判員裁判の問題も浮かび上がる。 のどかな集落の惨劇 事件は、兵庫県の淡路島で起きた。緩やかな丘陵を利用するように田んぼが段々に広がる中に、大きな瓦ぶきの家がぽつりぽつりと点在するのどかな集落。「お父さんが刺された」。ある家に、隣に住む30代の娘がサンダルで駆け込んで来たのは、2015年3月9日の夜明け前のことだった。この時には、娘の父親と母親、それに祖母の3人が家に押し入った男に刃渡り約18.6センチのサバイバルナイフで刺され、さらにその前に、もう一軒の別の家でも老夫婦2人が刺さ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く