台風21号の影響で空港閉鎖が続いている関西国際空港(以下関西空港)。運営する関西エアポートは9月5日の滑走路再開の予定がないことを明らかにしている。昨夜、空港内に滞留した人数について関西エアポートは旅客だけで約3000人と発表し、夜間は国内線ゲートエリアや空港内にある「ホテル日航関西空港」の会議場なども開放した。 空港滞留者の脱出ルートは神戸と泉佐野の2つ 関西空港と対岸のりんくうタウンを結ぶ連絡橋へのタンカー衝突によって通行止めが続いているが、今朝からは神戸空港への高速船を空港会社がチャーターする形で空港滞留者を無料で利用できるようにしたほか、衝突の影響がなかった片側について緊急車両の通行が可能となったことから朝8時過ぎより関西空港から南海電鉄泉佐野駅までのバスの運行も開始され、高速船同様に空港会社のチャーターで無料で乗車可能となっている。南海電鉄も正午ごろから難波~泉佐野間の運行を再開