子供の頃は手塚治虫は不世出の天才だと思ってた でも今考えると、競争がない中で先行者利益を得ていただけなんだなと思うようになった 思い返すと時代の変化とともに手塚治虫の漫画の影響力が落ちていく、消えていっているのを実感する いまや供給過多でいくらでも面白い漫画がある 昔と今で比較するのも酷なんだけど、手塚治虫は無難すぎてもう埋もれていると言わざるを得ない もちろん今の人と昔の人では今の人の方が注目されやすいというのはあるだろうが、それを差し引いてフラットに見てもレベルが今と昔では違うのだ 後世にも残る、残らないを考えるとよりレベルが高い最近の漫画が語り継がれていくんだろう