2015年8月21日のブックマーク (1件)

  • 「働かないアリ」のおかげで、アリの社会が長く存続できるワケ

    アリは働き者というイメージですが、実は「働かないアリ」もいます。厳密にいうと「働き出すのが遅いアリ」です。人間社会にもこういう人っていますね。北海道大学大学院の長谷川英祐准教授が、このアリ社会の不思議を解明しました。 分かりやすい対談がありましたから、ぜひ読んでください。ポイントを抜粋します。 「働かないアリ」がいるからこそ、アリの社会は長く存続できるのです。 ──そういえば、先生のご研究で、コロニー(巣)の働きアリの中には、まったく働かないアリがいることが分かったそうですね。働きアリは全員がずっと働いているものだと思っていました。 長谷川 そう思うのが普通ですが、実際に働かないアリだけを集めて観察してみると働くアリが現れ、逆に働くアリだけにすると働かないアリが現れることも分かったんですよ。 (中略) ──不思議ですね。一体どうしてそのようなことが起こるのでしょう? 長谷川 「反応閾値(い

    「働かないアリ」のおかげで、アリの社会が長く存続できるワケ