身近な除菌剤としてアルコール除菌剤を使っている方も多いですが、最近注目を集めているのが「アルカリ電解水」。除菌力・洗浄力・安全性に優れており、100円ショップでも購入できる便利なアイテムです。そんなアルカリ電解水の特徴と、より優秀な強力電解水クリーナーについて詳しくご説明いたします。 アルコールよりアルカリ電解水が優れている点 ①強力な除菌力と洗浄力 ウイルスは、脂質を含む薄い膜で覆われている「エンベロープウイルス」と膜がない「ノンエンベロープウイルス」の2つに大きく分けることができます。ウイルスを不活化しやすいかどうかはエンベロープ(膜)の有無で異なり、エンベロープのある方が不活化しやすいと言われています。 ※厚生労働省 感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きについて ウイルスの除菌というとアルコール消毒を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、オススメなのが強力電解水クリーナーです。強
恋愛はいくつになっても心が躍るものだが、心だけでなく身体の健康にも寄与することがさまざまな研究データで明らかになっている。 ●出勤前にキスすると寿命が5年長くなる スキンシップを伴う恋愛が長寿に結びつくというデータがある。 ドイツのクリスティアン・アルブレヒト大学キールの研究者、アーサー・サズボ氏の調査(1968年)では、妻と「いってらっしゃいのキス」をしてから家を出る夫は、そうでない夫と比べて寿命が平均で5年長かったという。クリニック徳院長の高橋徳医師がいう。 「キスと寿命の関係は不明ですが、“人を愛している、愛されている”と感じたときに脳の視床下部から血液中に分泌されるオキシトシンというホルモンが影響しているのではないかと推測できます。オキシトシンは副交感神経を高めてストレス反応を抑制する“幸せホルモン”として知られています」 同研究では、出勤前にキスをする夫は欠勤率や交通事故に遭う確
世の中には目に見えないものがたくさんありますが、その1つがウイルスです。目に見えないというのが曲者で、見えないがゆえに対応はとても難しいですし、得体がしれないと、さらに不安が募ります。まさに今回の新型コロナウイルスがそれです。現在は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、テレワークを推進したり、学校を一斉休校するなど、様々な取り組みが行われています。 一般的に感染症の感染経路は、接触感染、血液感染、飛沫感染、空気感染の4つですが、厚生労働省によると新型コロナウイルス感染症は、接触感染と飛沫感染が考えられるといわれています。 そこで、今回は接触感染の原因の場となりうるトイレ対応について考えてみます。 出典・作成:新型コロナウイルスを防ぐには(厚生労働省、令和2年2月17日改訂版) トイレを介した感染は?まず「感染者の糞便から感染することがあるか?」ということですが、これについて厚
今年もそろそろインフルエンザの流行する季節になってきました。 この季節に気をつけたいことがあります。 それは「公共の場でのハンドドライヤー」です。 ハンドドライヤーはバイ菌だらけ!ハンドドライヤーと公衆衛生に関する論文はいくつかあるようです。 その中でも比較的わかりやすかったのが、環境感染学会誌に載っているものです。 トイレのドアの取っ手と、トイレの電灯のスイッチと、ハンドドライヤーの水受けからそれぞれ菌がどのぐらい検出されるか?を調べたものです。 グラフを見ると一目瞭然なのですが、一番汚いのがハンドドライヤーです。 ハンドドライヤーにはいずれも1,000個以上。場所によっては10万個を超える細菌があったそうです。 ハンドドライヤーには、上から温風が出てくるタイプと、手を上からいれてジェットで飛び出すタイプがありますが、この検査では両方のタイプで調べています。機種の違いよりは、「トイレの利
トイレの出入り口は不特定多数の者が接触し,病原体を媒介する可能性を有している.とりわけ最近普及した手指温風乾燥機(ハンドドライヤと略)では,水滴の飛散による周囲の汚染が指摘されており,底に溜まった水に触れる危険も考えられる.そこで我々は,ハンドドライヤの汚染状況を調査し,トイレ扉の取手等との比較を行った.あらかじめ手技を統一した男女各1名の検者が,病院の職員および患者用トイレ扉の取手と,ハンドドライヤの水滴受け部分など合計36箇所に,滅菌生理食塩水を含ませたシードスワブで拭き取り試験を行ない,生菌数の計測と菌種同定を行った.その結果,トイレ入り口扉からはコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(CNS)をはじめとする皮膚常在菌が数10~数100個検出されたのに対し,ハンドドライヤの検出菌は1000個を超え,使用頻度が高いトイレでは10万個に達していた.男子トイレのハンドドライヤでは,黄色ブドウ球菌やCN
感染対策は「正しく恐れ、備える」ことが大切です。感染症にかからない、ひろげないために基本的な対策を身につけましょう。
更新日:2024年9月19日 新型コロナウイルス電子顕微鏡写真 東京都健康安全研究センター撮影 令和5年(2023年)5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染症法の位置付けが5類感染症になりました。 新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について (厚生労働省) 新型コロナ保健医療情報ポータル(相談窓口の情報など) (東京都保健医療局) 新型コロナウイルスに関連した患者の発生について 東京都新型コロナウイルス感染症情報(東京都保健医療局) 新型コロナワクチンについて 東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイト(東京都保健医療局) 新型コロナワクチンについて(厚生労働省) 予防のポイント 予防法 Q&A(厚生労働省) 流水と石鹸による手洗いを頻回に行いましょう。特に外出した後や咳をした後、口や鼻、目などに触る前には手洗いを徹底しましょう。 手洗いの方法について 正しい手
当センターでは流行当初より遺伝子検査と並行して新型コロナウイルス(COVID-19)の分離検査を継続して行なっています。 今回は世界中で検出数が急増しているオミクロン株の分離に成功し、透過型電子顕微鏡の写真にウイルスの姿を収めることが出来ました。 分離された変異株は次世代シーケンサーを利用した遺伝子解析により、ウイルスの全領域に渡る塩基配列を決定し、国立感染症研究所への報告やNCBI、GISAID等の国際的遺伝子データベースへの登録を行っています。今後、世界中で検出されている新型コロナウイルスとの相同性や変異株との比較、疫学解析や検査診断法、またワクチンの有効性の検証等への寄与が期待できます。 (参考) ・VeroE6/TMPRSS2細胞を使用したデルタ株の分離培養について ・東京都で検出された新型コロナウイルスの 全ゲノム解析結果について (オミクロン株追加) ・当所における新型コロナウ
2013年5月23日更新 東京都健康安全研究センターでは、緊急タスクフォース(平成19年度〜21年度)を組織して、ノロウイルスによる感染症の拡大防止策を様々な観点から検討しました。 2009年(平成21年) 最終報告書 (3.9MB) 2010年10月掲載 中間報告第3報 (1.2MB) 調査研究に関する論文 (1.4MB) 2008年(平成20年) 中間報告第2報 (670KB) 調査研究に関する論文 (930KB) 2007年(平成19年) 中間報告 (660KB) 調査研究に関する論文 (550KB) 報道発表 ノロウイルス集団感染防止対策に関する調査研究について−中間報告第3報(2009年11月19日) ノロウイルス集団感染防止対策に関する調査研究について−中間報告第2報(2008年11月11日) ノロウイルス集団感染防止対策に関する調査研究について-中間報告(2007年11月1日
■連載/阿部純子のトレンド探検隊 ◆家庭に持ち込まれたウイルスがどのように広がるかを可視化 今年は例年より早くインフルエンザの流行が訪れており、1月19日に国立感染症研究所から発表されたインフルエンザの流行状況は、1月8~14日の推計で約171万人となり、前週の121万人から約50万人増加した。 インフルエンザの予防対策は「手洗い」「うがい」が基本だが、家の中に持ち込まれたインフルエンザウイルスを放置してしまった場合、どのように家庭内で感染してしまうのか。ジョンソンでは、「芝大門 いまづクリニック」の今津 嘉宏院長監修のもと、「インフルエンザウイルスの家庭内感染経路に関する検証」を実施。 検証結果をもとに実際にインフルエンザウイルスの家庭内感染経路を体験できるイベント「インフルエンザ ハウス」が開催された。都内のハウススタジオを使い、蛍光塗料をインフルエンザウイルスに見立て、ブラックライト
アリゾナ大学/チャールズ・ガーバ教授が2014年対細菌物質と化学療法の学際シンポジウムにて発表した調査内容によると、オフィスのドアノブ1つにウイルスを付着させると、4時間以内にオフィス中のさまざまな場所に広がった。さらに、そのオフィスで働くワーカーの半分にウイルスが広がることが分かった。 実験の概要 80人が勤務するオフィスビル入り口のドアに、バクテリオファージMS-2(※)と呼ばれるウイルスを付着させて実験。 ※人体に無害だが、その形や大きさ、耐性は通常の風邪ウイルスや胃腸炎を起こすウイルスと似ているもの。 実験結果 まず、すぐに検出されたのは、皆が集まる休憩ルームのコーヒーポット・電子レンジ、冷蔵庫の取っ手部分で、約2時間ほどでウイルスが検出された。 さらに、4時間以内に50%以上の社員の手からウイルスを検出し、最終的には70%を超えました。もっとも多く検出されたのは、電話機、デスクト
インフルエンザ予防はうがい・手洗いだけでは不十分。気をつけないと、インフルエンザウイルスは家の中で拡散する恐れがあることをご存知でしょうか?インフルエンザウイルスが家庭内でどのように広がっていくのか、対策法は…? 医師の解説をもとにお伝えします。 今年もインフルエンザの感染が広がりを見せていますが、感染を予防するための対策は、手洗い・うがいだけで十分、と思っていませんか? じつは、それだけでは不十分。なぜなら気づかないうちに、家庭内でもインフルエンザウイルスがじわりと広がっていく恐れがあるのです。 どうして、感染が広がってしまうのでしょうか? 今回は、インフルエンザウイルスの“家庭内感染経路を可視化する”という、ちょっと変わったイベントに潜入。実際に家の中でどのようにインフルエンザウイルスが広がっていくのか、そして感染を予防するためにはどんな対策が有効なのか、芝大門いまづクリニック院長・今
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