欧州主要国や欧州連合(EU)の首脳らは17日、ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ米大統領との18日のワシントンでの首脳会談に同席すると相次いで表明した。トランプ氏がロシアのプーチン大統領との直…

【読売新聞】 四国森林管理局(高知市)と中国四国地方環境事務所(高松市)、四国自然史科学研究センター(高知県須崎市)は、2024年度の四国内におけるツキノワグマの生息調査結果を公表した。徳島県の剣山山系から香美市に至る周辺で、これま
敗戦から80年経った。戦争の生々しい記憶が年ごとに摩滅し、より観念的なものに置き換えられている。「観念的」と言うよりむしろ「妄想的」と言うべきかも知れない。 私は1950年生まれなので、子どもの頃は大人たちが時折戦時中について語るのを聴くことがあった。それはまだ「物語」として編成される以前の、もっと生々しく、筋目の通らない話だったように思う。 その中でも子ども心に一番深く残ったのは父親がわが家に招いた同僚たちと酌み交わしながらふと洩らした「敗けてよかったじゃないか」という一言だった。その言葉が私の記憶に残ったのは、その場にいた男たちが盃を含みながらしんと黙り込んだからだ。子どもには「敗けてよかった」という理路がわからなかった。 私の家は貧しかった。子どもが欲しがるものを母親が買い与えてくれなかった。「どうして買ってくれないの」と私がごねると母は「うちは貧乏だから」と答えた。「どうしてうちは
カルロス・サンタナ(Carlos Santana)は「誰であろうと、どんなギタリストにもこれを勧める」という練習方法を米Guitar Worldの新しいインタビューの中で語っています。技術だけではダメで、感情を揺さぶるような演奏ができるように表現の幅を広げる必要があると主張しています。 「君が誰であろうと、アル・ディ・メオラであろうとなかろうと、どんなギタリストにもこれを勧めるよ。女性ソウルシンガーのように演奏し、フレーズを奏でる方法を1日でも学べば、より良いミュージシャンになれる。これは真実だ」 「プレイヤーは技術に溺れてはいけない。スキルだけでは群を抜くことはできない」と言うサンタナは、リスナーの心をつかむ時、感情が才能を凌駕すると話しています。 「人々が君の音楽について覚えているのは、それがどう感じさせたかだけだ。速い演奏や“これを見て”というような瞬間を全て覚えているわけではない。
トランプ大統領は、王のような存在になるべきだ――。 米国ではいま、民主主義を根幹から覆す考え方が一部の知識人の間で真面目に語られている。 その核心にいるのが、カーティス・ヤービン氏という人物だ。 ソ…
歴史的なコメ価格の高騰を受け、石破茂首相が政策の失敗を認めた。実質的に続いてきた「減反」に終止符を打つべく、コメの増産にかじを切る意向も改めて示したが、課題は多い。 政府は1970年代からコメの生産…
政府は12日、モバイルバッテリーと携帯電話(スマートフォンなど)、加熱式たばこ機器の3品目について、製造事業者らに回収とリサイクルを義務づける方針を決めた。内蔵されている小型のリチウムイオン電池が一…
敗戦後80年が経った。敗戦の記憶が遠ざかるにつれて、敗戦が日本人にもたらした生々しい知見が失われつつある。それは何だろうか。歴史資料を渉猟するには及ばない。私が思い出すのは小津安二郎の映画の中の二つの台詞である。 一つは『彼岸花』で佐分利信がつぶやく言葉。芦ノ湖のほとりで、妻(田中絹代)が戦時中防空壕で一家四人必死に抱き合っていた時を思い出して、往時を懐かしむのを遮って、夫(佐分利信)が吐き捨てるように言った言葉である。「俺はあの時分が一番厭だった。物はないし、つまらん奴が威張っているしねえ。」 もう一つは『秋刀魚の味』。かつての駆逐艦艦長(笠智衆)が戦争を回顧して「負けてよかったじゃないか」と微笑する。それを聴いて一瞬怪訝な顔をしたかつての水兵(加東大介)が「そうですか。そうかも知れねえな。馬鹿な野郎が威張らなくなっただけでもね。いや、艦長、あんたのことじゃありませんよ」と応じる。 たぶ
2025/07/29 「日本人ファースト」という言葉が大嫌いなのですが、この言葉に対抗する人たちが「人権ファースト」という言葉を使い始めました。 そこで、私もプロフィールに「人権ファースト」という言葉を書いてみました。 書くときにすごいドキドキして冷や汗が出ました。 こんな重い言葉に耐えられるんか、と。 ロースクールに入学して初めての憲法・人権論の授業。 文学部出身の私は、「人権について勉強できる!」とワクワクしていました。ところが先生の言葉で頭を殴られたのです。 先生はこんな意味のことを言いました。 みなさん、人権と聞いて、ワクワクしていますか。 人権を守ると聞いて、誰の人権を思い浮かべましたか。 自分、自分の大切な人、自分が守りたい人。 違いますよ。人権ってそんな生易しいもんじゃないです。 自分の大嫌いな人、忌み嫌うようなことをした人を想像してください。 それは誰ですか。 幼い子供を殴
毎年開催される広島原爆慰霊祭。そこで語られる総理談話。今年の石破首相の話にも、格別新味があるわけではないが、唯一そこで注意を引いたのが、引用された正田篠江氏の短歌である。 太き骨は先生ならん そのそばに ちいさきあたまの骨あつまれり 二返り詠まれたこの歌は、むなしい他の言葉の中から際立って、全国の聴衆の心に突き刺さったのではなかったか?それは80年の年月を超えて、なほ異質な、むしろ異形ともいえる響きとなって我々に届けられた。 4000度の熱の中でも、子供を預かった教師の責任感と、それを信頼してその周りを取り巻く幼い子供たちの最期の姿が、ポンペイの遺跡のように我々の前に象られている。 これを何としても伝えねばと思った歌人の責任感、そしてそれをあえて引用した首相の心情さえ、いつになく厳粛に我々に伝わるではないか? いはく言い難いことをただ事実の重みをもって伝えるのに、我々が万葉以来の民族の歌の
抗議の市民に強い口調で詰め寄る宮古駐屯地の比嘉隼人司令(動画より、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会 上里清美さん提供) 【宮古島】陸上自衛隊宮古島駐屯地のトップで、宮古警備隊長の比嘉隼人司令(1等陸佐)が6日、同駐屯地が実施した訓練に対し、抗議活動をしていた市民に「許可を取ってからやって下さい。やめろ」などと恫喝(どうかつ)的な態度で詰め寄っていたことが8日、分かった。 現場は伊良部大橋の伊良部島側にある「いらぶ大橋海の駅」の駐車場。比嘉司令は敷地の使用許可を確認したとみられ、「われわれは許可を取っている」と発言したが、駐車場を所有、管理する県によると、同駐屯地から使用許可申請は出されていない。同駐屯地は本紙の取材に「詳細について確認中」としている。 市民団体「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」が比嘉司令の言動を撮影していた。同連絡会は9日、駐屯地を訪れ、謝罪を求めて抗議するとして
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