インタビューシリーズの第二回目は瀧本哲史氏。瀧本氏は意思決定に携わらないサラリーマンを「作業員」と呼ぶ。企業組織はほとんどの場合ピラミッド型をしており、その下部に属する人間は「作業すること」がその組織での役割だ。だが、スタートが作業員だったとしても作業員のままずっと他人任せの人生でもいいのか。瀧本氏の言葉の裏にある思いとは――。 瀧本哲史 たきもと・てつふみ 東京大学法学部を卒業後、東京大学大学院法学政治学研究科助手を経て、マッキンゼーに入社。3年で独立し、日本交通の経営再建などを手掛けながら、エンジェル投資家としても活動する。NPO法人全日本ディベート連盟代表理事。著書に『僕は君たちに武器を配りたい』(講談社)など。京都大学客員准教授 もう、無料コンテンツは 読まないようにしている 瀧本 『週刊東洋経済プラス』は新しいウェブサービスということですが、いくらなんですか? 髙橋 月額2500