同じ1時間の残業でも、割増率が異なるって知っていましたか? その代表格が「法定内残業」と「法定外残業」です。 実際の給与計算の現場でも、この二つをごっちゃにして間違った計算をしているのをよく見かけます。 そのほとんどは、間違って残業代を多く払ってしまってるケースでした。 つまり、払わなくても良い残業代を払ってるわけです。 もちろん、1時間分だけであればたいした金額ではないのですが、その分を1年間で計算するとどうなるでしょうか? その金額を優秀な社員のボーナスや昇給にまわす事ができるかもしれませんし、 業務効率を上げるために新しいパソコンを買ったりできるのではないでしょうか? 今回は、そんな間違いの多い「法定内残業」と「法定外残業」について書きたいと思います。 そもそも、同じ残業なのに、なぜ「法定内残業」と「法定外残業」という二つの残業に分かれるのか?? そのためには、まず、「法定労働時間」