東京の下町、葛飾区の堀切菖蒲園という駅からの徒歩圏内に、一時期バラエティー番組でしばしば取り上げられた「立石バーガー」というお店があった。 ハンドメイド感が満載のハンバーガーの手動販売機がユニークだとか、そんな取り上げられ方だった記憶がある。 ちょっと調べてみたら、「出没!アド街ック天国」という情報番組にこの店が出たのが2005年。 その後も2010年前後までちょこちょこメディア露出があったみたいだ。 さて、その後はこのお店はどうなっているのだろう? これは、ブームが冷めきった頃にようやく動きだし、その後2022年秋までこのお店を追いかけるという、熱しにくく冷めにくい僕によるお店訪問レポートである。 ちなみに最後の章で詳細を明かすが、もうこの「立石バーガー」という名のお店は存在しない。 …おや、これは悲しい結末の物語なのか? 念のためみなさん、どうぞ厚手のハンカチあるいはバスタオルを用意し