結局のところ、真実はわからないのでなんとも言えませんが… とりあえず言いたいのは、なぜ水嶋ヒロはポプラ社の賞に応募したのか? 一般の方なら理解できます。賞を貰えればプロとしての道は開けるかもしれませんし。 しかし、水嶋ヒロの場合は実力を試したかっただけ…のような感じで、小説家として生計を立ていくようなハングリー精神でもない。 それなのに、なぜ賞金ばかりが異常に高い、この賞を選んだのか。 賞としても歴史が浅いうえに、今まだに児童書のイメージが強いポプラ社… さらに賞金を辞退した事に関して「カッコイイ」というような報道の仕方をしていますが、これがカッコイイ行為だと言われたら 他の賞金をもらった受賞者の立場がありませんし、執筆で生計を立てている人にも大変、失礼な行為だと思います。 中には、「小説も読んでないのに批判ばかりするな」という意見もあるようですが、 このような情報や話題だけが先行してしま
10月25日に最終選考が行われ、27日に俳優の水嶋さんであることが判明、31日に大賞受賞の連絡をしたことが明らかとなっていますが、第一回の大賞受賞者の職業が、フリーターであったことや、以降の受賞者が存在しないこと、また第一回から選考に携わるポプラ社の事務局長、碇耕一さんの「大賞を出すのは、これしかないという感じはありました。」という証言を総合すれば、純粋に応募された1285作品の中から選び出した大賞の受賞者が、元俳優であったに過ぎないと断言できます。何事にも疑問を持つという視点は大切ですが、今回の疑惑に関して言えば、ポプラ社という歴史ある出版社の精神を知らなさ過ぎますし、何より受賞した齋藤智裕さんと命の尊厳に向き合ったという作品を侮辱するものであり失礼です。本当に恥ずべきは、立証できるはずもない空虚で陳腐な論拠を掲げて、やれ出来レースと決めつけ世間に吹聴し、告発者気取りで躍起になっている者
水島ヒロさんのことより、先にポプラ社という出版社のあり方から考えてみましょう。 ポプラ社というのはもともと児童書がメインで、ある年代以上の人にはとても思い出深い出版社です。子供の頃、江戸川乱歩シリーズやズッコケ三人組シリーズ、きかんしゃトーマスなどを読んで育った人も多いはず。 ところが子供の興味が読書からゲームへと移ってきて、どのようにすれば会社の業績がアップするか、という問題が深刻になってきたわけです。 ところで文学賞というのは、そもそも「すぐれた作品に与えられるもの」ではありません。 「作品を売るために与えるもの」なのです。 芥川賞、直木賞だって、本の売れ行きがガタ落ちする2月、8月にぶつけるための企画として、文藝春秋社の菊池寛が発案したものです。(発表は毎年1月と7月) ところで、ポプラ社小説大賞は2006年に創設されましたが、第1回目の受賞作品はこちら↓。 http://www.a
私は間違いなくヤラセだと思ってます。水嶋ヒロが芸能プロダクションを辞めたとき、 小説をほぼ書き上げていると報じられましたが、そのとき既にポプラ社の提出締切は過ぎてしまっています。 しかも、この賞は外部の人を一切呼ばずに審査してるので、ヤラセが非常にやりやすい。 更に気になるのが賞金を辞退したこと。そもそも辞退した理由として本人が「さらに多くの作品が生まれてほしい」と発言してますが、 この賞は今回限りで終わります。後継の新人賞は開かれるようですが賞金額は10分の1になります。 それでは辞退した意味が全く無いのでは?それが本当の理由でしょうか? 過去の受賞歴を見てみると、第1回以外は1人も大賞は出ておらず、 今回水嶋ヒロが受賞しましたが、賞金は辞退し今回で賞そのものが終了。 日本の文学賞で最高額の2000万は結局一度しか払われていないのです。 こう不自然だとポプラ社の戦略だと考えるのが妥当でし
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