自身の知識のまとめ、ということで ムカデ咬傷に関する総説からの抜粋 ■総説 ムカデアレルギー ■著者 三田市民病院 原田 晋■Sourse アレルギーの臨床 27(11) pp849-853 2007 ・日本で人を咬むのはトビズムカデ>>>アオズムカデ.・繁殖が進む夏季に最も多い.・ムカデ咬傷自体はムカデ毒の遅延型アレルギー.・そのため多くは数日後に咬傷部位に腫脹が増強する.・ムカデ咬傷375例中5例にアナフィラキシー(即時型反応)もありと報告. ・局所の処置はダイアコート(ステロイド)の単純塗布.・腫脹がひどい場合はPSL20mgの短期内服.・アナフィラキシー時にはステロイド+アタラックス等一般的な対応を.・ハチ刺傷と交叉性あり、ハチでアナフィラキシーある人はムカデも注意.
ムカデに刺された患者さんが受診しました. 梅畑で仕事中に咬まれた翌日から痒みと腫れが出現しました.というわけでムカデ咬傷のまとめです. ムカデ毒:ムカデ毒は、ヒスタミンやセロトニン等の酵素類が主成分であり、蜂毒とムカデ毒の両者には共通する成分が多いとされています. 受傷直後に激痛、そのあと(数日後)遅延性の局所熱感、広範囲な浮腫性紅斑がおこり、ときにリンパ管炎様の症状を生じます.臨床的に問題となるのは咬傷直後に全身性蕁麻疹やアナフィラキシーショックをきたす即時型アレルギー反応であり、ハチ毒との交叉アレルギーがあった例も報告されています.このようなムカデ毒による即時型アレルギーは基本的にはきわめて稀ですが、ときに起こり得ます. 対処法:・痛くて腫れている場合はまず冷やして下さい.・治療は、ステロイド外用剤を塗布+冷湿布を行なう。ムカデ咬傷で リンパ管炎様の症状がある場合は抗生剤の投与を行ない
J-GLOBAL ID:201002246750731203 整理番号:10A0854544 ムカデ咬症の痛みは温熱療法で速やかに消失する 出版者サイト {{ this.onShowPLink() }} 複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=10A0854544©=1") }} 高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=10A0854544&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=Z0122B") }}
J-GLOBAL ID:200902212967616973 整理番号:05A0377671 ムカデこう傷について~ムカデと毘沙門天~ 出版者サイト {{ this.onShowPLink() }} 複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=05A0377671©=1") }} 高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=05A0377671&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=Z0014C") }}
冷やすという応急処置法は、古くから医学書に書かれている処置方法です。 対して43度以上の温熱療法の方は登場してまだ5年程度です。 新しいため、まだ医療分野にはまだ定着していません。 このような状態ですから医師に聞いてもまだ答えはばらばらです。 冷やすことを勧める医師の方が多いでしょう。 仰るように過渡期であると言えます。 炎症には冷やせと多くの医学書に書かれています。 ではそれが合っているかというと必ずしもそうではないのです。 生物毒の性質を考慮されずに書かれたものがそのまま常識として定着してしまったものです。 従来法の治療成績は、下記文献が有名です。 舳倉島におけるムカデ咬傷の20例 http://pws.prserv.net/jpinet.takodam/mukade.html この文献を読めばわかるように、従来型では直ぐに治るわけではありません。 これ以外では除痛のために麻酔をかける
急に暑くなったからか、ムカデ刺症が来院・・・ちょっと続いた。 メモ代わり ムカデ刺症でも、蕁麻疹やアナフィラキシー・ショック、横紋筋融解症になるようだ。死亡例は稀。 受診前処置は特異的なものはない。疼痛や全身症状があれば受診必要 氷局所投与で痛み軽減する場合もある。 あくまで逸話的に、局所的に温めることや、温水につけることなどが行われている 救急外来では・ムカデ刺症マネージメントは支持療法のみ ・痛みは、必要なら全身性の鎮痛剤 ・局所麻酔注射で管理する場合もある 局所的に投与、部分的神経ブロックなど、成書テクニックに応じて ・破傷風ワクチンのアップデート ・予防的抗生剤は必ずしも必要ないが、二次感染では培養し、適切な治療(グラム陽性菌をカバー)を行うべき ・二次感染や壊死のサインを見のがなさない ・患者は約4時間全身性毒性がないことを観察すべきeMedicine 舳倉島におけるムカデ咬傷の
舳倉島における過去10年間のムカデ咬傷について の考察 公立穴水総合病院 兜診療所 児玉 貴光 市立輪島病院 舳倉診療所 庭田 満之 公立穴水総合病院 皮膚科 朝井 靖彦 【はじめに】 舳倉島は、石川県能登半島の北約50kmに位置する絶海の小さな孤島である。1961年に診療所が開設され、1980年度より自治医科大学卒業生が半年交代で勤務を行っている。 1日平均15~17人の患者が来院している。 【研究目的】 総合医にとっては、ムカデ咬傷は稀ならず経験する日常的な疾患といえる。しかし、我々が渉猟し得た限りでは、本邦での症例報告は過去10年間ではわずか6例のみであった。 そのため、自験例をまじえて、若干の考察を加えて、ここに報告する。 【対象】 1989年10月から1999年9月までの10年間に、舳倉診療所を受診したムカデ咬傷と診断された20名の患者を対象とした。 男性、女性ともに各
【11ヶ月の子供が手のひらにヤケドしました。湿潤治療で皮膚は再生しましたが,十分に伸ばせない状態です。大学病院形成外科では手術が必要と言われましたが,本当に手術が必要でしょうか?】 1歳6ヶ月より小さい乳幼児の手掌,手指の熱傷では瘢痕拘縮による進展障害は,ほぼ全例に起きます。これは治療の巧拙,治療法の違いというより,人間の手の構造によるものです。[1歳6ヶ月以前で,手掌や手指の深めの熱傷]では,完璧な湿潤治療をしても,どんなに予防をしても,残念ですが瘢痕拘縮がほぼ必ず起こります。 残念ですが,手指の瘢痕拘縮は自然に治ることは絶対になく,マッサージや装具もほとんど効果がないことが多いです。ステロイド軟膏もステロイドテープも効きません。 唯一の治療法は瘢痕拘縮形成術(場合によっては皮膚移植を追加)となりますが,手術をすれば間違いなくて指は正常の動きができるようになります(よほど下手な手術をしな
元・市立輪島病院舳倉診療所 所長*1 石川県立中央病院 救命救急センター*2 石川県立中央病院 整形外科*3 富山赤十字病院 皮膚科*4 児玉 貴光*1、*2 庭田 満之*1、*3 朝井 靖彦*1、*4 1 はじめに 総合医にとってはムカデ咬傷はまれではない日常的な疾患である。しかし,著者らが渉猟し得た限りでは1990年代の10年間に本邦ではわずかに4編の症例報告1)-4)を認めるのみである。ムカデ咬傷のほとんどは軽症であるが,ときに重症化することがある5)-7)ため十分な注意が必要である。石川県輪島市・市立輪島病院舳倉診療所において10年間に経験した20例のムカデ咬傷について報告する。 2 対象 1989年10月1日より1999年9月30日までの10年間に,市立輪島病院舳倉診療所を受診してムカデ咬傷と診断された患者20例を対象とした。診断に正確を期すため,ムカデ
我々は直接に過去を知ることはできない。 人間の行動や思考が残したさまざまな痕跡を手がかりに、過去を再構成する以外にそれを知る術を持たない。 そのようにして再構成された過去を歴史といい、再編成の手がかりとした痕跡を史料という。 もとより人が残した痕跡は〈書かれたもの〉に限らないが、古文書、古記録をはじめとする文献史料は、長きにわたって史料のなかでとくに優越した地位を占めてきた。 以前は限られた人しか見ることができなかった文献史料が、一部ではあるが歴史資料集として編纂され、刊行物として活字化されることを経て、多くの人が見ることができるようになった。 加えて近年、そうした刊行物はインターネット上で誰でも検索/参照できるようになっている。 以下では、自宅で誰でも(基本的に)無料でアクセス可能な歴史史料を紹介する。 ここで紹介する歴史資料集は、大きく2つに分けることができる。 A.ひとつは各文書・記
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