東京大学の五十嵐研究室で開発した「こだわり物理エンジン」について展示しています。 物理エンジンというのは、3DCGアニメーションを作る際に、髪の毛や衣服などの動きを生成するものです。物理的に正しい計算はできるのですが、物理的に正しい計算しかできないというのが問題でした。今回作ったのは、そういった物理の計算に対してアーティストがこだわりを実現できる、つまりデフォルメができたりするものです。 例えば、うさぎの耳を物理計算で揺らすことを考えた場合、右から見た時にはこのような形で見えて欲しいという要求があったとしても、普通の物理エンジンだとできなかったわけです。ですが、我々の技術を使うと、その角度から見た時はこの形になって欲しいというこだわりが実現されながらも、物理計算を行うことができます。 こちらの例は、「アホ毛」という表現なんですが、アホ毛というのはここの部分で、日本のアニメでよく見られるもの
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