吉野川分水をたどった日、実家からの帰りに大和高田駅まで車で送ってもらったが、急行の 時間まで15分ほどあったので駅前をうろついた。 駅の東側は高田のまちなかを貫く中央道路。前にも書いたが、くねくね曲がったこの道路は 旧高田川の廃川跡だ。その道を跨ぐようにホームが架かり、こちらから見ると高架駅である。 駅を出て右手の商店街の入口は急な坂であり、上って右に行くと駅のホームの裏を通って 高田川の土手道に出る。土手道の踏切は駅のすぐ西側にあり、こちらから見ると地上駅。 ふと気づいたのだがその手前が深い窪地になっている。 商店街に面した建物は裏を見るとさらに下の階があり、1Fと思っていたのは2Fなのだ。 商店街は旧高田川の自然堤防と見られ、流路変更で現高田川の堤防を築いたときに、 新旧の堤防にはさまれた元の地面が不自然な低地として残ったと思われる。 ちなみに、商店街は旧高田川左岸の土手、高砂湯のある