ネット上ではSIer批判=技術のことをわかっておらずプログラムも書けずPMも出来ない非効率でダメダメな上流工程と、 人月単位での労働力提供という業界の慣習に縛られ、持ち前の優秀な技術力・知識を生かせず非効率な作業を強いられているかわいそうな下請け開発者、という構図が確立されているように思います。 自分が関わるまでは、まあそうなんだろうなと思っていましたが、しかし実際にそういう立場のひとと関わりをもつにつれて、どうもそうではないのではないかと思うようになりました。このあたりの実情を書いていこうと思います。 なお、先に言っておきますが本記事で書くことは、上流工程がどうのとか、業界の多重請け負い構造がどうのとか、給料が安くてとか労働条件が過酷でとか、そういう話とは全く関係がなく、純粋にプログラミングのスキルの話だけです。 対象はおもに詳細設計、実装UTだと思ってもらえれば。外部仕様が決まった状態
ダイヤモンドSCOOP 企業・産業系のスクープでは定評ある週刊ダイヤモンド、ダイヤモンド・オンラインがお届けするスクープです。記事の鮮度重視!旬のテーマ、人を取り上げていきます。 バックナンバー一覧 「週刊ダイヤモンド」はJAグループ京都の米卸が販売するコメの産地判別検査を実施した。その結果、「滋賀産」や「魚沼産」として販売されていたコメに中国産が混入している疑いがあることが分かった。(週刊ダイヤモンド2017年2月18日号特集「儲かる農業」より) JAグループ京都の米卸「京山(きょうざん)」が販売する複数のコメに産地偽装の疑いがあることが本誌の調べで分かった。専門の検査機関に産地判別を依頼したところ、「滋賀産」や「魚沼産」として売られていたコメに中国産が混入しているとの結果が出たのだ。 JAグループは農家が組織した農業団体だ。「農家がつくった組織なら産地偽装はしないはずだ」と信じてコメを
連載の最後として、若手ITエンジニアが抱える課題と身に付けるべきスキルの方向性を取り上げよう。 筆者はすでに40代だが、コミュニティー活動やアジャイルコーチ業務を通じて20代から30代前半の人たちと話す機会が多い。新人研修を担当し、大学を出たばかりの国内外のITエンジニアとも話す機会がある。若手ITエンジニアを観察すると、その置かれた環境の違いが見えてくる。 まずは大学までに学んできたことの変化だ。90年代後半からPCの低価格やインターネットの普及により、家庭や学校でコンピュータに容易に触れられる時代が到来した。そのころ小学生から高校生だった人たちが現在の若手ITエンジニアの世代になる。 この世代は、それぞれ異なるコンピュータ体験を持っているが、検索エンジンを使って何かを調べたり、ソーシャルネットワーキングを使ったりすることに関しては共通の体験を持っている(図1)。 プログラミングも大学で
「四角」と「線」を使って物事をシンプルに表現し、それを基に思考する。それだけで、あなたのSE人生を変えるくらいのインパクトをもたらす──。 「それって本当?」という声が聞こえてきそうです。しかし、筆者はこの考え方を多くの人に教えたり、自ら実践したりしてきました。その結果、例えば以下のような効果が得られました。 物事を深く理解できるようになる 大勢の前でのプレゼンを成功させる 良い文章を書けるようになる 新たな発想が生まれる いずれもSEに限らず、ビジネスパーソンにとって必須のスキルといえます。特に強く求められているのは「新たな発想が生まれる」という効果でしょう。 ビジネスの世界で「イノベーション(革新)」が重要なキーワードとして浮上している今、これまでにない新たな製品やサービスを生み出すイノベーション人材すなわちイノベーターを企業は求めています。しかし、よほどの天才でない限り、普通のSEが
この「極言暴論」では、主にユーザー企業のIT部門とIT業界の“不都合な真実”に焦点を当てて批判してきた。IT部門の丸投げ体質やモンスターカスタマーぶり、そしてIT業界の人月商売、多重下請け構造の問題などだ。その際に引き合いに出す主な事例は、システム開発での喜悲劇である。システム開発という“イベント”では、IT部門やITベンダーの仕事におけるアホさ加減が極端な形で見てくるからだ。 だが、IT部門やITベンダーの仕事は、もちろんそれだけではない。IT部門にとっては、むしろ日常のシステム保守運用が業務の大半を占め、ITベンダーにとってもIT部門から請け負う保守運用はビジネスの中で大きな比重を占める。ただ、その仕事があまりに日常すぎるのか、私の切り込み不足・認識不足からか、極言暴論では保守運用をテーマにした記事は極めて少ない。 実際、システム保守運用に絡む記事と言えばせいぜい、「今どき若者をコボラ
マイナンバーカード管理システムの障害は、制度の出鼻をくじいた。全国の自治体の端末を操作できなくなるトラブルが断続的に発生。来庁者にカードを交付できず、自治体がカード交付通知を手控えるなどの事態となった。自治体で情報連携が始まる2017年7月までにセキュリティ強化が間に合うかも大きな問題だ。 「実績があるシステムに対する過信があり、過去との違いに対する意識が欠けていた」。地方公共団体情報システム機構(J-LIS)の上遠野博之 個人番号センター個人番号カード部長はこう悔やむ。上遠野部長は、マイナンバーカード(個人番号カード)の交付処理を管理する「カード管理システム」の構築・運用プロジェクトを担当した。 稼働直後までは順調だった 2016年1月から3月にかけて、カード管理システムでトラブルが相次ぎ、市町村の窓口における交付業務が混乱した(図1)。
「セキュリティに対する重要性は理解したけれど、用語が難しくて」という声を聞くことがよくあります。そんな方に、「今だから学ぶ!」と題して、連載でセキュリティの頻出用語を解説します。第42回は、「マシン ラーニング(機械学習)」についてです。 マシン ラーニング(機械学習、Machine Learning)は、人工知能(Artificial Intelligence, AI) における一つの分野です。この数年、AIおよびマシン ラーニングに関する研究が急速な成長を遂げ、さまざまな企業・組織がマシン ラーニングを利用した製品やサービスを提供しています。2016年3月には、Google DeepMind社が開発したAlphaGoが囲碁の対局でトップ棋士に勝つなど、世界中で大きな話題となりました。 この背景には、インターネットの普及により、学習用途に利用できるイメージ、テキストデータなどが入手しやす
女優の清水富美加さんが、宗教団体「幸福の科学」に出家するため、芸能界を引退する意向を固めていることが明らかとなりました。 清水さんは2月11日、「レプロ」と会社名の入った自身のTwitterアカウントを消去し、新たに個人アカウント(@sengen777)を作成。「来週ある『宣言』をする」とつづっており、事務所から独立するのではなどの憶測が飛び交っていました(関連記事)。そのような中での、今回の引退騒動。 幸福の科学の広報部に問い合わせたところ、出家は事実だと認めた上で、清水さんは子どものころから幸福の科学の宗教行事には欠かさず参加しており、「見て下さる方に元気や励ましを届けたい」との思いで芸能活動を続けてきたと説明。 しかし、最近では「人肉を食べる人種の役柄」など、良心や思想信条にそぐわない仕事が増えていたとのこと。水着DVDの仕事については自身が性的対象にされるのが耐えられず「したくない
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