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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (55)

  • 水原一平さんの「ギャンブル依存症」と、ふたりの「依存症のひと」 - いつか電池がきれるまで

    www.yomiuri.co.jp 2024年3月21日の朝、このニュースを知って、驚きました。 えっ、水原一平さんって、ずっと大谷翔平選手の通訳、練習パートナー、そして、良き友人で、アメリカで活躍している大谷選手にとっては、かけがえのない「相棒」だったのに…… 韓国で行われるドジャースの開幕戦の前には、新婚の大谷夫と一緒に、水原夫も写真におさまっていたのです。 水原さんの年収は7500万円から1億円以上という報道もあって、世界でいちばん稼いでいた通訳かもしれません。 「世界的なスポーツ選手」である大谷選手を支えている存在として、水原通訳は、とくに日ではよく知られている存在でした。いつも野球中心でストイックな大谷選手が、水原さんに対しては、けっこうくだけた、リラックスした表情をみせるのも、おなじみの光景になっていたのです。 この「スポーツ賭博でドジャースを解雇」というニュースに対して

    水原一平さんの「ギャンブル依存症」と、ふたりの「依存症のひと」 - いつか電池がきれるまで
    itotto
    itotto 2024/03/22
    言いたいことはめちゃくちゃ分かる
  • 『はてなブックマーク』の終りとインターネット・ワンダーランド - いつか電池がきれるまで

    yoppymodel.hatenablog.com www.tyoshiki.com anond.hatelabo.jp 『はてなブックーマーク』界隈が、にわかに慌ただしくなっています。 というか、運営側が急にどうこう、というわけではなくて、人気ライター・ヨッピーさんの記事とそれに対する「はてなブックマーカー」たちの反応、さらにヨッピーさんがそれに反論し、いろんな人たちも顕名匿名で参戦しています。 ああ、なんかこの話題の記事に「いっちょかみ」しようとして人がワラワラ集まってくるブログの雰囲気って、なんか懐かしいなあ。 というわけで、僕も「いっちょかみ」してみます。 この「はてなブックマークにはもううんざり論」というのは、僕にとっては無縁な話ではなく、これまで何度も「もう廃止してしまえ」と書いては大バッシングされ続けてきたのです。 fujipon.hatenablog.com b.haten

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    itotto 2023/02/27
    ブクマとブログは無くなるときはまとめてなくなりそう。最近はスターを買うときくらいしかお金出してないから少しは出そうかな...。ブログもダイアリーくらい安ければ有料でもいいんだけど。
  • 51歳オールドゲーマーが2022年に遊んだゲームたち - いつか電池がきれるまで

    振り返ると、2022年はけっこうテレビゲームをやったような気がします。 もともと、同年代の平均的なゲーム時間よりもかなり多いとは思うのですが、今年は新型コロナウイルスに感染して自宅療養していた際に、けっこう遊んでいたのが大きかった。『十三機兵防衛圏』と『トライアングルストラテジー』『春ゆきてレトロチカ』は、療養中にクリアしたので。 十三機兵防衛圏 - Switch アトラスAmazonl 『十三機兵防衛圏』は、僕があれこれオススメするよりも、しんざきさんのこの記事を読んでいただいたほうが良いでしょう。 nlab.itmedia.co.jp シミュレーションパートは、正直ちょっとアレというか、なんだかわけわからないまま終わっていく感じだし、アドベンチャーパートも1道+αではあるのだけれど、徐々に世界の謎が解き明かされていく感じ+全部答えがあるのではなくて、プレイヤーの想像力を尊重してくれて

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  • もう読んでくれる人がいなくなって、話題にも、お金にもならない『ブログ』というもの - いつか電池がきれるまで

    yutoma233.hatenablog.com 『おのにち』さんは「はてなブログ」を長い間書いておられる方で、僕とは直接の絡みはほとんどないものの、固定読者も大勢いて、マイペースで更新されているのだろうな、と思っていました。 別にブログをやめるとかそういう話じゃなくて、『はてなブログ』有料版の期限が切れたのを延長せずに無料版でやります、というだけの話ではあるのだけれど、最後のほうに、こんな文章があったのです。 最近は、昔感じていたブログへの熱意みたいなものが残念ながら薄れてきつつあるんですけど、それでもやっぱり書くことは楽しいし、同じブログ仲間だ!と親近感を抱いている人達もたくさんいるので、これからも細々と続けていけたらいいなぁと。 ああ、ブログへの熱意みたいなものが薄れてきているのは、僕だけじゃないんだな、と。 それは別に今にはじまったことではなくて、もう5年前くらいから、僕が書いてい

    もう読んでくれる人がいなくなって、話題にも、お金にもならない『ブログ』というもの - いつか電池がきれるまで
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    itotto 2022/08/09
    自分は自分が読む日記として書いてるので読まれるかどうかは気にならないけど、10年、20年前とは空気がぜんぜん違うと言うのはすごく分かる。長くブログを書いてる人たちにはずっと書き続けて欲しいと思ってる。
  • 『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』は、『白夜に消えた目撃者』の夢を見るか? - いつか電池がきれるまで

    ニンテンドースイッチのダウンロードソフト『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』をクリア。 秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花【Amazon.co.jp限定】オリジナルPC&スマホ壁紙 配信 発売日: 2021/07/01メディア: Video Gameascii.jp bonusstage.net このゲーム、オールドゲームファンには懐かしい『ポートピア連続殺人事件』『オホーツクに消ゆ』の流れをくむ、推理アドベンチャーゲームなのです。 「推理」というか、実際は、コマンド総当たりでシナリオの流れを追っていくような感じなんですけどね。これもまた、昔馴染みのアドベンチャーゲームっぽい感じで懐かしい。 昔との違いといえば、捜査でスマートフォンが使えるようになったことでしょうか。実際の警察の捜査も、写真はスマホで撮ったりグーグルで検索したりしているのでしょうか?まあ、するよねたぶん。 相棒の

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  • 「松屋のステーキ丼」に対する、ネットメディアの「レビュー」への疑問 - いつか電池がきれるまで

    松屋が好きだ。 正直、牛丼は吉野家のほうが美味しいと思うけれど、券で注文ができて、いろんな定がある松屋を僕はけっこう愛用してます。 2週間に一度くらいのペースで、新しい定系のメニューが出るので、一度はべてみようかな、という気分にさせられるのです。 最近ではジョージア料理のシュクメルリとかエビチリ(こちらは今も販売中)なんてのも話題になりました。 そんな松屋の最近の新メニューといえば、「ステーキ丼」。 ascii.jp 系列のステーキ専門店『ステーキ屋松』の大ヒットメニューで、ステーキ屋松の和風ソースと松屋オリジナルの洋風ソースがあるそうです。 普通盛りは、みそ汁付きで750円。「デカ盛り」は1150円。 この値段で、ステーキ丼が気軽にべられるなんて!と早速近所の『松屋』に出かけて、和風ソースの普通盛りを注文したのです。 しばらくの待ち時間のあと、出てきたのは、「うーむ、肉を焼いた

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    itotto 2020/11/01
    わかる。セブンイレブンとかも過剰に持ち上げられてることが多くていろいろ信じられないなと思ってた。信頼できる人を見つけてその人たちの声を信じるしかない。
  • かわん(id:kawango)さんと、川上量生さんのこと - いつか電池がきれるまで

    kawango.hatenablog.com ネットのなかで「半匿名」でいたいという気持ちは僕にもわかるような気がします。 ネットのおかげで発言ができるようになった人というのは、まさに僕のことではないか、とも。 個人的に、ネットには恩を感じているし、なるべく居心地の良い場所であってほしい、と願っています。 以下の話は、かわん(id:kawango)=川上量生さん、と決めつけて書いたものです。 そういうのは、川上さんの意ではないだろうということはわかっているつもりです。 最初は、もう少し、のらりくらりとしたものを書こうと思っていたのですが、過去から川上さんの言葉をたどっていると、批判するとか賛成するとかはさておき、インターネットの時代を生きてきて、変化していく現実がみえすぎるくらいみえている経営者(川上量生)と、ルーツである「自分を救ってくれたネット」に恩義を感じ続けているひとりの男(id

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  • 僕が映画館で観た「15分で席を蹴飛ばして帰りたくなったクソ映画」たち - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp うむ、気持ちはわかる。 僕はもともと、「いろんなことに首を突っ込んでオタクぶっているけれど、広く浅くで、『これに関する知識は負けない』っていうジャンルがない」という、「私ってサブカル大好きで、みんなに変わってるって言われるんですよ~(好きなタレントは大槻ケンヂ)」みたいな半端者なので、映画について語るときも、あんまり自信はないのです。 それこそ「当に15分で席を立ちたくなるような、前衛的でわけがわからない映画」は、最初から僕の選択肢に入っていない。 そういう前提があるとしても、僕自身は、体調不良や映画の内容以外の特別な事情を除けば、途中退席した記憶はないんですよ。どんなに「つまらない」映画でも。 映画館に行くと、はじまって15分とか30分くらいで席を立って出ていくひとって、ときどきいますよね。ああ、トイレにでも行きたくなったのかな……でも、なかなか帰っ

    僕が映画館で観た「15分で席を蹴飛ばして帰りたくなったクソ映画」たち - いつか電池がきれるまで
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    itotto 2018/04/05
    「ツリー・オブ・ライフ」はめちゃくちゃ大好きだけど、60分過ぎたあたりからが本番なので15分で帰りたくなる気持ちもわかる
  • 「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」という言葉は、はあちゅうさんのファンを傷つけない。 - いつか電池がきれるまで

    私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う。クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要なので、お金を使って才能を伸ばすことに貢献してくれる人がファンだと思う。を「くれるなら読みます!」イベントを「タダなら行きます!」とか言われるの腹立つ。それはファンじゃない。— はあちゅう (@ha_chu) February 4, 2018 www.goodbyebluethursday.com 大事なことなので、いちばん最初に書いておく。 僕は、はあちゅうさんのことが嫌いだ、大嫌いだ。 なぜ嫌いなのか、と問われれば、理由をいくつも挙げることは可能なのだが、たぶんそれは「生理的に嫌い」が最初にあって、そのあと、「嫌いな理由」を後付けしているだけなのだと思う。 人というのは、好きな相手であればその言動を好意的に解釈するし、嫌いな相手であれば、悪く受け取ってしまう生き物だ。 そういう前提

    「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」という言葉は、はあちゅうさんのファンを傷つけない。 - いつか電池がきれるまで
  • 『闇サイト殺人事件』の被害者の「生きざま」を描いたノンフィクション『いつかの夏』と、犯罪被害者の実名報道について - いつか電池がきれるまで

    mubou.seesaa.net mubou.seesaa.net 僕は、被害者の実名報道は必要ないと思うし、被害者の写真や卒業アルバムをわざわざ探してきて、悲しげなBGMとともに「紹介」するワイドショーを嫌悪している。 僕とその家族が、ある事件の被害者になったとき、某新聞社の記者を名乗る男が家にやってきた。 憔悴しきっていたこちら側としては、とにかく、そっとしておいてほしかったので、そう言ったら、「取材に答えてくれなかったら、何を書かれても知りませんよ!」と捨て台詞を残して帰っていったのは、今でも忘れられない。もう20年くらい前の話だ。 もちろん、みんながそんな人ばかりだとは思わない、思いたくないけれど。 加害者のことはさておき、被害者に対しては、少なくとも家族がそっとしておいてほしい、と考えている場合には、実名報道も、人となりや写真などのプライバシーを明かすことはやめるべきだ。 「公人

    『闇サイト殺人事件』の被害者の「生きざま」を描いたノンフィクション『いつかの夏』と、犯罪被害者の実名報道について - いつか電池がきれるまで
  • インターネットの「平気でうそをつく人たち」 - いつか電池がきれるまで

    こういうのをここで書くのもどうか、とは思ったのだが、そもそもここは「そういうこと」を書く場所ではあるので、吐き出しておく。 ただし、直接リンクを張ったり、具体名をあげたりするのは、なるべくやめておく。わかる人にはわかるだろうし、わからない人は、わからないまま、関わらないままにしておいた方がいいと思うから。僕自身も関わりたくない、というのと、どうしても言及しておきたい、という両方の気持ちが入り乱れているのだ。 某(自称)超有名女性ブロガーが8月の後半に離婚記事を書いて、その1カ月半後くらいに再婚がアナウンスされた。 人によると、「実は今年の1月に離婚していたが、6月くらいまでは家族として一緒に仲良くやっていて、やり直す道を模索していたが、夏に再婚相手との出会いがあって『少しずつ距離を縮め』、再婚に至った」らしい。子どもは「顎の手術で1ヶ月くらい入院しなければならいので、家を空けることになり

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    itotto 2017/10/20
    わかる
  • 「だから、ああいうモラルが無いDQNには、関わったら負けだよ」 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com 関係者によると、手前のパーキングエリアで、ワゴン車の進路を塞ぐように駐車していた男性を嘉久さんが注意した。怒った男性は高速道路上を追い、後方から接近したうえ、前方に割り込んで減速し、一家の車を追い越し車線上に停止させた。車から降りて嘉久さんの胸ぐらをつかむなどした直後に、後方から来たトラックがワゴン車に突っ込んだという。 朝、このニュースをワイドショーで観ていて、暗澹たる気持ちになりました。 迷惑駐車を注意したら、逆恨みされて、こんな目にあわされるなんて。 亡くなられた夫婦の御冥福を心よりお祈りします。 そして、残された子どもさんたちに、少しでも幸多からんことを。 後ろから追突してしまったトラックを運転していた方も、消せないトラウマを抱えてしまったはずです。 当に、この逮捕された容疑者は酷い。 こういう事件の話をきくたびに、「なんなんだこの世の中は」と憤りを感

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    itotto 2017/10/13
    あとで書く
  • 15年近く書き続けてきた僕の「ブログが続いた7つの理由」 - いつか電池がきれるまで

    www.procrasist.com 1年で30%の継続率というのは、15年近くブログを書き続け、読み続けてきた僕も「そのくらいかな」と納得できる数字です。 fujipon.hatenablog.com でもまあ、趣味なんてそんなもんじゃないかな、という気もするし、続けたら偉いってものでもないんですよね。 こういうことには向き不向きがあるし、僕の場合は、これだけ書いている時間、英会話の勉強をしていたら、とか、論文を書いていたら、とか、いろいろ思うところもあります。 僕の場合、続けてきたというより、その日その日に思いついたことを書いているうちに、いつの間にかこんなに時間が経っていた、という感じです。 そういう、行き当たりばったりなところが、あまり成果をあげられていない理由なのでしょう。 ブログって、アップロードしたものに対して、すぐに結果が出てくれるところがあるから、試行錯誤が癖になるところ

    15年近く書き続けてきた僕の「ブログが続いた7つの理由」 - いつか電池がきれるまで
    itotto
    itotto 2017/07/21
    "ブログは「何もやっていないのに、何かをやったつもりになりやすい」ツールだということは、忘れないほうが良い"
  • 「バイトや仕事よりもブログで稼ぐ」ことを学生や若者が主張するようになったのは、「絶望」のせいかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    azanaerunawano5to4.hatenablog.com 当にその通りだよなあ、と思いながら読みました。 ブログを他人に薦めることが悪いわけではないけれど、アルバイトを貶める必要はありません。 純粋に稼ぐという点では、ほとんどの場合、アルバイトのほうが安定しているし。 若いうちにブログで稼ぐことに挑戦してみる、というのも、ひとつの「人生経験」ではあるという気もしなくはないのですが、うまくいかないようなら、あまり深入りしないほうが良いでしょう。 fujipon.hatenablog.com 冒頭のエントリをはじめ、多くの人が指摘していますが、アルバイトをやると、否が応でも「いろんな人」と接することになるんですよね、とくに接客業の場合。 僕は、専門職に就く人や「エリート層」に属する人こそ、学生時代に一度はサービス業のアルバイトを経験しておくことをおすすめしたいのです。 あの豊田真由

    「バイトや仕事よりもブログで稼ぐ」ことを学生や若者が主張するようになったのは、「絶望」のせいかもしれない。 - いつか電池がきれるまで
  • ヨッピーさんの『記事タイトルに「PR」って入れるかどうか問題について』を読んで、考えたこと。 - いつか電池がきれるまで

    yoppymodel.hatenablog.com いや、「PR」って入ってるかどうかなんて、あんまり関係ないですよ、って言いたいところなのですが、僕も『はてなブックマーク』から、いま人気のエントリを読みに行くときに「PR」って書いてあるのをみると「あやうく地雷踏むところだったぜ!」とクリックするのをやめることがほとんどです。 PR記事って、宣伝のための記事て、なんらかのバイアスがかかっている、少なくとも、広告主への配慮はあるはずです。 中には、面白い記事もあるんですけどね。 というか、実際に読んでみると、PR記事だから、他のネットで人気の記事よりクオリティが低い、とも限らない。 企業がお金と自社名を出してネットに公開しているものですから、企業にもライターにもそれなりの責任があるし、平均的なクオリティも高めだと思います。 それでも、「なんとなくPRを読まされるのはイヤ」なんだよねえ。なぜな

  • 「『東北で良かった』…東京の皆さんの本音ではありませんか?」にこめられた地方民のルサンチマンを、東京の人々はまだ知らない。 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com irorio.jp この件に関しては、あまりにも配慮に欠ける発言ですし、そもそも「あっちの方」という言葉に僕はものすごく引っかかったのです。 じゃあ、あなたにとっての「ここ」は、どこなのですか? 今、しゃべっている「東京」が、「ここ」で、東北は「ここではないところ」なのか。復興相という役職についているにもかかわらず、東北を「あっちの方」って…… 二番目のリンクにあるように、個人が、「自分たちが住んでいる場所じゃなくてよかった」って思うことは、仕方が無いことでしょう。 ただし、それを口に出されれば実際に被害に遭ってしまった人たちは少なくとも良い気分にはならない、ということは想像できてしかるべきだし、復興の責任を担っている人が、言うべきことでもない。 そもそも、スピーチライターとか、いなかったの? これはもう、辞任も当然、という話だったのですが、それに続いて、産経新

    「『東北で良かった』…東京の皆さんの本音ではありませんか?」にこめられた地方民のルサンチマンを、東京の人々はまだ知らない。 - いつか電池がきれるまで
  • 「何か反論ある?」と長谷川豊さんが仰っていたので、人工透析や医療保険について、お返事してみます。 - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com この2016年9月21日のエントリに対して、長谷川豊さんから、こんなふうに言及していただきました。 blog.livedoor.jp 何か反論ある?fujiponさん。 fujiponさん、あなた…現役の医師なんでしょ?ネットをカタカタ叩いてあんな古いデータ持ち出してないで、ちゃんと最新のデータで論じましょう。それくらい出来るでしょうが。 私のコラムを読んで胸糞悪くなってる暇があったらもうちょっと現場で人に話を聞きな。絶対に私と同じこと言うから。汗をかけ、汗を。 なんだかご指名いただいたみたいなので、これを書いているのですが、率直なところ、「反論」っていうけど、長谷川さんがこのエントリで仰っていることへの僕なりの「答え」は、ほとんど冒頭の9月21日のエントリに書いてあると思うのだけど……読んでくれていないのだろうか?と困惑してしまいました。 と

    「何か反論ある?」と長谷川豊さんが仰っていたので、人工透析や医療保険について、お返事してみます。 - いつか電池がきれるまで
  • 「抱き上げおせっかい野郎」と8年前に読んだ「お母さんと子ども」という話 - いつか電池がきれるまで

    shinoegg.hatenablog.com 北海道の置き去り事件のニュースをみて、ずっとモヤモヤしつづけているのは、「ひどい親」に対して腹が立っているから、というのではなくて、もしかしたら、ああやってカメラの前に立っているのは自分ではないか、と想像せずにはいられないからです。 言う事を聞かない子どもに対して、「しつけ」と称して、置き去りにしたり、家から放り出したり、というのは、そんなに珍しい話ではないと思います。 もちろん、「あんなところ」では危ないし(5分で戻ってきたというのも、その危なさを感じていたからだろうとは思う)、置き去りの有無よりも程度のほうが重要ではないか、という意見もあるだろうけど。 僕は正直、「自分がああいう環境に住んでいて、カッとなってしまったら、ああいうことをやってしまうのではないか」と想像せずにはいられないのです。 あれは、「しつけ」なんかじゃないし、そんなこと

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  • 長谷川豊さんの育児論を読んで、僕の先輩の話を思い出した。 - いつか電池がきれるまで

    http://blogos.com/article/160618/blogos.com http://blogos.com/article/160689/blogos.com 「釣り針でかすぎだろ!」なんて反応が多くみられる長谷川豊さんのブログなのですが、この「育児の話」には僕も面喰らってしまいました。 率直に言うと、僕は「育児に参加してます!」と公言できるほど立派な父親ではないのですが、それでも、長男、最近では次男が生まれてからしばらく続く、夜泣きで眠れない日々のことは、かなり辛い記憶です。 まだ首も座っていない子供が、数時間おき、短いときには数十分で目を覚まし、時間や場所に関係なく大泣き。夜中だと、ご近所には迷惑だし、何をどうやっても泣き止まないしで、当につらかった。 覚えているかぎりの歌を、半ばヤケになって歌った夜もありました。 しかも、父親である僕にはなかなかなついてくれないのか

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  • 吉田真由子様、(『有吉反省会』で)かく語りき。 - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com 前回、吉田真由子さんのことを書いたのですが、2016年1月30日の『有吉反省会』に吉田さんが出演されていましたので、そこでの吉田さんで語ったことなどを御紹介しておきます。 www.sponichi.co.jp もしかしたら、バラエティ番組では、ものすごく喋りまくる明るいキャラクターだったり、精神的に危ない感じの人だったりするのではないか、とも考えていたのですが、なんというか、あまりにも普通の「影の薄い人」だったので、かえって拍子抜けしてしまったんですよね。 冒頭で、マネージャーさんから「鑑定人登場のシーンで、『大阪府からお越しの○○さん」というのを、『大阪県からお越しの……』と言って、収録終わりに撮り直しになったりしているので、それは困っています」との告白が。 いまや、『鑑定団』内での、いや、芸能界での吉田さんの唯一にして最大の見せ場であるシー

    吉田真由子様、(『有吉反省会』で)かく語りき。 - いつか電池がきれるまで