ブックマーク / synodos.jp (12)

  • 2つの祖国の狭間で――中国残留孤児3世代に渡るライフストーリ―/中国残留孤児研究、張嵐氏インタビュー - SYNODOS

    戦時中、開拓団として満州に渡り、戦後の動乱の中、さまざまな理由で帰国がかなわず中国に残らざるを得なかった中国残留孤児たち。1972年の日中国境正常化以降、そのほとんどが日に永住帰国した。慣れ親しんだ「異国」と、異文化の「祖国」の間で揺れ動く彼らのライフストーリーとは。中国残留孤児研究がご専門の、張嵐氏に伺った。(取材・構成/増田穂) ――そもそも「中国残留孤児」とはどのような人々のことなのでしょうか。 1932年3月、日中国東北地方で「満州国」という傀儡政権を作り上げました。以後第二次世界大戦の終結に至るまで、満州は日の植民地支配を受けます。約13年間におよぶ植民地統治のなかで、日は軍事的必要性と、世界恐慌以降の農村の惨状打開の施策を組み合わせて、満州に大規模な開拓移民を送り込みました。こうした移民は満蒙開拓団とよばれ、国策として全国から30万人以上の人々が満州へ送られました。

    2つの祖国の狭間で――中国残留孤児3世代に渡るライフストーリ―/中国残留孤児研究、張嵐氏インタビュー - SYNODOS
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    iwaiwa 2017/09/04
    良記事。母も満州引き揚げ組だから、一歩間違えば日本に帰れなかったかもしれなかったろう。読むことができて良かった。
  • オーロラを見つめて、宇宙と地球の過去・現在・未来を知る/『オーロラ!』著者、片岡龍峰氏インタビュー - SYNODOS

    オーロラの光はどこからやってくるのか? 江戸時代には日全国でオーロラが見られた? ――驚きと興奮に満ちた研究を現場の熱気そのままに、最新の知見とともに分かりやすく伝える、ユニークなオーロラ入門書『オーロラ!』(岩波科学ライブラリー)が昨年10月に上梓された。ロマンチックなだけじゃない、宇宙スケールのオーロラの魅力について、著者の片岡龍峰氏にお話を伺った。(聞き手・構成/大谷佳名) ――書では最前線のオーロラ研究の数々が紹介されていますが、ここ数十年の技術の進歩でオーロラ観測も大きく変わってきたんですね。片岡さん自身も研究のためにアラスカに何度も行かれていますが、現場での苦労が伝わってきました。観測はどのようになされているのですか? 僕はいつも現場突撃型で、頭と体を全力で使って、大自然の中を冒険する気持ちでやっています。部屋の中でやる研究も面白いのですが、やはり現場に出かけていくのはすご

    オーロラを見つめて、宇宙と地球の過去・現在・未来を知る/『オーロラ!』著者、片岡龍峰氏インタビュー - SYNODOS
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    iwaiwa 2016/07/15
    後で読もう。とりあえずクリップ。
  • 東日本大震災、体育館避難所で起きたこと/佐藤一男 - SYNODOS

    東日大震災。 東日全体で21000人もの人が命を失い、または行方不明となりました。私も被災し岩手県陸前高田市米崎小学校の体育館で二ヶ月間にわたり避難所生活をしながら避難所運営を経験しました。 多くの人に助けられ過ごした時間です。この場をお借りして、日中の人に御礼を述べさせていただきます。 来であれば、避難所運営の一例として記録と御礼だけに留めるべきことですが、次の万が一の時のために避難所運営の改善点とご支援をいただいた際に気になった点を記させていただきます。 両親とと一男二女の7人暮らしをしていました。両親とも同じ米崎町生まれで、昭和35年のチリ地震津波の被害も経験しています。は同じ岩手県内でも内陸の一関市生まれなので、結婚するまで津波に対する防災教育を受けずに育ちました。 震災時、子どもは小学校一年の長女と保育園年長組の次女は学校と保育園へ。1歳6ヶ月の長男は自宅でと一緒で

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    iwaiwa 2015/06/26
    多くの人に読んでほしい内容。
  • 車椅子から見える世界――私はこんな、困ってるズ!/小杉あや - SYNODOS

    「見えない障がい」をテーマにした情報共有メールマガジン「困ってるズ!」。様々な障がい当事者が、「どういう障がいなのか」「何に困っているか」をテーマにコラムを執筆。メルマガというかたちで、「伝えたい人」と「知りたい人」とをつなぎます。今回は、2月20日に配信された『困ってるズ!』vol.52から、小杉あやさんの「困ってること」をお届けします。 ※メルマガ「困ってるズ!」は終了しました。 プロフィール 40代の元自営業者。今は主に介護をして暮らしています。2013年5月に当時55歳の夫が右側・脳出血で倒れました。規定ぎりぎりの7ヶ月のリハビリ入院を経て2013年12月から在宅介護生活に突入。 夫の両親はすでに他界し、ほか親類も一切おらず、である私に生活のすべてが覆いかぶさりました。現在左半身の麻痺で手足がほとんど動かず、半側空間無視という視野が極端に狭くなる注意障害があり車椅子利用をしていま

    車椅子から見える世界――私はこんな、困ってるズ!/小杉あや - SYNODOS
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    iwaiwa 2015/03/03
    なるほど。覚えておこうと思う。
  • 「いい絵本」って何だろう?/tupera tupera(絵本作家)×荒井裕樹 - SYNODOS

    荒井裕樹さん(障害者文化論)と「いろいろなアーティストの話を聞きに行こう!」というシリーズ。第6弾となる今回は、『しろくまのパンツ』『パンダ銭湯』が数々の絵賞を受賞して、いま最も注目を集めている絵作家のtupera tuperaさん(ツペラ ツペラ:亀山達矢さん・中川敦子さんによるユニット)にお話をうかがいました。身近だけれども、実はとても奥が深い絵の世界。お二人が考える「いい絵」の条件とは? tupera tuperaさんの大ファンだという荒井さんと語り合ってもらいました。(構成/金子昂) 荒井 今日はお忙しいところ、お時間を作っていただいてありがとうございます。図々しくも、アトリエにまでお邪魔してしまいました。「はじめまして」とご挨拶しなければならないのですが、わが家では毎晩のように、3歳の息子とtupera tuperaさんの絵を読んでいるので、なんだかはじめてお会いする気

    「いい絵本」って何だろう?/tupera tupera(絵本作家)×荒井裕樹 - SYNODOS
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    iwaiwa 2014/11/21
    子どもと一緒に楽しむことや、自分らしさについてなど、いろいろ興味深かった。
  • 耳を傾けることと、どうしようもなさ――『聲の形』(大今良時)他/今週のオススメ本 / シノドス編集部 - SYNODOS

    「あの時 お互いの こえが聞こえていたら どんなに良かったか」 『聲の形』は、小学校に転校してきた耳の聞こえない少女・西宮硝子と、西宮をいじめていた過去を悔やみ、高校生となったいま、戸惑いながらも西宮とやり直そうと試みる石田将也を中心とした物語だ。 第4巻は、前巻に続いて、小学校時代に西宮へのいじめに加担し、西宮転校後は石田をいじめていた、あるいはそれに巻き込まれていた同級生たちとの再会が描かれている。これまで順調に築かれているようにみえたさまざまな関係が、登場人物が増えたことで、次第に不穏な空気が流れていく。 冒頭の引用は、第2巻、手話を覚えた石田が西宮と再会した際のセリフだ。「西宮の耳が聞こえていたら」ではなく、「お互いの こえが聞こえていたら」だということに気づいてハッとした。その理由はふたつ。ひとつは言うまでもない当然の理由。もうひとつが、そもそも、耳が聞こえる/聞こえないにかかわ

    耳を傾けることと、どうしようもなさ――『聲の形』(大今良時)他/今週のオススメ本 / シノドス編集部 - SYNODOS
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    iwaiwa 2014/08/12
  • 精神障がいを抱える親と暮らす子どもたちに必要な支援とは/土田幸子 - SYNODOS

    看護師として児童精神科に勤務する中で、親の不安定さに翻弄され調子を崩す子どもがいた。また教員として関わる学生の中にも、遅刻や忘れ物が多かったり、家の話題になると日によって話すことが変わる学生がいた。このようなことから、親のメンタルヘルスの問題は子どもの生活にも影響を与えるのではないかと考えるようになった。 しかし、こうした子どもの存在は、あまり知られていないように思う。なぜ、取り上げられないのか。そして、子どもの生活はどうなっているのか。こうした疑問がわき、2009年から、“精神障がいを抱える親と暮らす子ども”の支援に取り組み始めた。 精神的不調を主訴に医療機関に受診している患者の数は、近年大幅に増加し、平成23年は320.1万人と、平成17年以降、300万人を超える状況が続いている[*1]。 [*1] 厚生労働省 みんなのメンタルヘルス総合サイト:精神疾患に関するデータ‐精神疾患による患

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    iwaiwa 2014/08/05
  • 3.11後の「表現すること」の戸惑い/荒井裕樹×佐藤慧×安田菜津紀 - SYNODOS

    2011年3月11日に発生した東日大震災。『ファインダー越しの3.11』(原書房)を出版し、その後も、シャッターを切りながら、写真を撮ることの意味を考えているフォトジャーナリストの佐藤慧さんと安田菜津紀さん。そして、精神科病院、平川病院でひらかれている〈造形教室〉で、アートを通じた自己表現で自らを<癒す>人びとについて取材し、「自己表現」の可能性を考えてきた文学研究者の荒井裕樹さん。3.11後に、「表現すること」にはどのような意味があるのか。その可能性と、戸惑いを語り合った。α-Synodos vol.144より転載。(構成/金子昂) 荒井 今日はお忙しいなか、お時間を作っていただいてありがとうございます。ずっとおふたりに話をお聞きしたいと思っていました。 はじめに簡単に自己紹介をさせていただくと、ぼくは学生時代から障害や病気を持っている人たちの自己表現活動について考えていて、文学やアー

    3.11後の「表現すること」の戸惑い/荒井裕樹×佐藤慧×安田菜津紀 - SYNODOS
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    iwaiwa 2014/04/28
    フォトジャーナリスト 佐藤慧、安田菜津紀、そして文学研究者荒井裕樹の3人による対談。 いろんなことが詰まっている良記事だと思う。
  • 山梨県の大雪災害を山梨日日新聞から読み解く/秦康範 - SYNODOS

    稿では筆者が甲府で経験した大雪について、実際に何が問題になり、事態がどのように推移していったのか、自らの経験と地元新聞の一面記事の見出しを使って、皆さんにご紹介したい。稿をとりまとめた2月25日現在、山梨県は災害対策部体制にあり、現在も災害は継続している。現時点でとりまとめたものであることをご了承いただきたい(2月28日13時追記:2月28日9時、県は災害対策部を解散し、豪雪災害復旧対策部を新たに設置しました)。 今回の災害は、すでに多方面で指摘されているが、「普段積雪の少ない地域」において、歴史的、記録的な大雪となったということに尽きるだろう。冬の山梨というと、冠雪した富士山や白銀の南アルプスに代表されるように、雪のイメージを持つ人が少なくないだろう。かくいう筆者も、山梨に赴任する前は雪のイメージがあった。しかし、都道府県別の年間日照時間は1位(2010年)となっており、山間部

    山梨県の大雪災害を山梨日日新聞から読み解く/秦康範 - SYNODOS
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    iwaiwa 2014/02/28
    今回の豪雪被害で起きたこと・写真や問題点が整理されていて、とても分かり易い。
  • グローバルヘルスが日本を強くする――日本人の多くがまだ気がついていない国家戦略/渋谷健司 - SYNODOS

    グローバルヘルスを国家成長・国家安全保障戦略の中心に 保健医療は、各国の歴史や社会経済状態、法制度に密接に関わる極めてローカルなものである。しかし、あらゆるセクターがグローバル化する中で、保健医療もそれと無関係ではいられなくなっている。つまり、パンデミック・インフルエンザ等の病気だけではなく、医師も患者も国境を超えて移動する時代になった。 保健医療のグローバル化は世界の潮流だ。 Koplanら[*1]によると、「グローバルヘルス」とは、医療に国境がなくなったグローバル化の一つの形態で、従来のように先進国が発展途上国を援助するのではなく、両者に共通する地球規模の保健医療の課題を、さまざまなセクターが一緒に解決していく分野だ。 それは、極めて学際的で、イノベーションを重視し、社会医学に限らず、基礎研究、臨床医学、そして、薬や機器の供給も含まれる。パンデミックなどの感染症、生活習慣病の蔓延、高齢

    グローバルヘルスが日本を強くする――日本人の多くがまだ気がついていない国家戦略/渋谷健司 - SYNODOS
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    iwaiwa 2014/02/24
    良記事。
  • 3・11から2年半 被災地仙台の復興は進んだか? ―― 現地の大学・NPOの共同調査から見る被災地の現状と課題/佐藤滋×渡辺寛人 - SYNODOS

    3・11から2年半 被災地仙台の復興は進んだか? ―― 現地の大学・NPOの共同調査から見る被災地の現状と課題 佐藤滋×渡辺寛人 社会 #東日大震災#POSSE#震災復興#仙台 東日大震災から2年半が経過した。被災地への関心は低下しつつあるが、仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者が仙台市には現在でも約2万人いる。被災地仙台の状況とは? 被災者の生活再建は進んでいるのだろうか? どのような政策や支援が必要なのか? 震災後から現在に至るまで、現場で被災者支援に携わってきた仙台POSSE代表の渡辺寛人氏と東北学院大学経済学部准教授の佐藤滋氏が被災地仙台の現状とこれからの課題について話し合った。 渡辺 震災から2年半が経過しましたが、被災地仙台の現状と課題は何か。多くの支援団体が撤退するなかで、今必要な支援とは? 今日話し合いたいのはこうしたテーマです。 仙台POSSEでは東北学院大経済

    3・11から2年半 被災地仙台の復興は進んだか? ―― 現地の大学・NPOの共同調査から見る被災地の現状と課題/佐藤滋×渡辺寛人 - SYNODOS
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    iwaiwa 2013/10/10
    震災後の貧困問題を中心とした対談記事。多くの人に読んで欲しい内容です。
  • 福島に寄り添うとはなにか/大野更紗×開沼博×藍原寛子×遠藤知絵×筒井のり子 - SYNODOS

    大野 東日大震災から16ヶ月がたちました。ニュースでは日々、原発問題がホットな話題として扱われていますが、実際にその原発がある福島で暮らしている人たちが、どのように暮らし、いまなにを考えているのかは、あまり知られていないように思います。 第3部のテーマは「福島に寄り添うとはなにか」です。今日は、様々な分野の方にご登壇いただき、この16ヶ月間それぞれがなにをされてきたのか、なにができなかったのか、今後なにを目指していくのかをお話いただきます。福島に寄り添うことについて、改めて考えることができればと思います。 「論点整理」による相対的な弱者の弱者化 大野 まずは皆さんの簡単な紹介をさせていただきます。最初に開沼博さんです。開沼さんは2011年6月に『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』を出版されました。開沼さんは現在も毎週、福島県に通われて研究を続けていますね。 開沼 まず今日まで

    福島に寄り添うとはなにか/大野更紗×開沼博×藍原寛子×遠藤知絵×筒井のり子 - SYNODOS
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    iwaiwa 2013/05/03
    後でゆっくり読もう。
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