気象庁の公開データから過去3年間の東京の平均最高気温(週平均)を比較したところ、3年間で大きな差はなかった。気温に加えて湿度や日差しなども考慮した体感温度の指標「暑さ指数」(WBGT)でも、週次平均最高値は例年と大きく変わらない。 ただし「熱中症警戒アラート」が発表される基準である、暑さ指数「33」を超えた日数は22年の約2.6倍もあった。 LINEヤフーのデータアナリスト・吉田輝弥さんは「WBGTが33を超える日数が多かったため、熱中症のリスクが高まり、結果として多くの人々が暑さを強く感じたのかもしれない」と指摘する。