◎概要 技術士制度は、技術コンサルタントの健全な発達を図るための国による技術者の資格認定制度です。 「技術士」は、「技術士法」に基づいて行われる国家試験(「技術士第二次試験」)に合格し、登録した人だけに与えられる称号です。国はこの称号を与えることにより、その人が科学技術に関する高度な応用能力を備えていることを認定することになります。したがって、例えば、企業、地方公共団体、国等が、技術コンサルタントの助けを必要とするような場合、技術士を置いたコンサルタント業者に依頼すれば安心です。技術士は、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある資格といえます。 一方、「技術士補」は同じく「技術士法」に基づく国家試験(「技術士第一次試験」)に合格し、登録した人だけに与えられる称号です。技術士補は、技術士となるのに必要な技能を修習するため、技術士を補助することになっています。 次に技術士及び技術士