今月8日、奈良県南部の大峰山系の山に登山に出かけたあと行方が分からなくなっていた島根県の土木部長の男性が、22日昼すぎ、13日ぶりに見つかり、救助されました。消防によりますと、けがをして衰弱しているものの命に別状はないということです。 警察や消防は家族からの通報を受けて今月12日から捜索しましたが手がかりが見つからず、20日で捜索を打ち切っていました。 警察などによりますと、22日正午すぎ、弥山の山頂にある山小屋から「登山客がけがをしている男性を見つけた。男性は救助を求めている」と警察に通報があり、午後2時すぎに、奈良県の防災ヘリコプターが男性を救助し、冨樫さんと確認したということです。 冨樫さんはけがをしていて病院に運ばれ手当てを受けていますが、消防によりますと衰弱しているものの意識はあり、命に別状はないということです。 救助されたのは、最後の目撃情報から13日ぶりで、警察は冨樫さんから