
(CNN) ボンディ米司法長官が今年5月、ジェフリー・エプスタイン元被告の事件に関する文書の精査結果をトランプ大統領に伝えた際、資料の中にトランプ氏の名前が記載されていると報告していたことが分かった。事情に詳しい情報筋がCNNに明らかにした。 エプスタイン元被告は性犯罪で起訴され、2019年、ニューヨークの拘置所で勾留中に死亡した。 5月の協議にはブランチ司法副長官も同席しており、ホワイトハウスの当局者2人は、司法省の調査結果の範囲を説明した「通常のブリーフィングだった」と明らかにした。協議の焦点はトランプ氏の名前が資料に記載されている点だけではなかったという。 ボンディ氏はこのときの会合で、ほかにも著名人の名前が複数言及されていること、調査ではいわゆる「顧客リスト」に関する証拠や、エプスタイン元被告の自殺を否定する証拠は見つからなかったことも告げたという。 司法省の調査に詳しい情報筋によ
(CNN) イスラエルの占領下にあるパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で、パレスチナ系米国人がイスラエル人入植者に殴打されて死亡した。パレスチナ保健省と目撃者が明らかにした。 死亡したのはサイフォラ・ムサレット氏(20)。占領地ではパレスチナ人に対するイスラエル人入植者の暴力が激しさを増している。 パレスチナ保健省は11日、声明で、ムサレット氏がラマラ北方のシンジルで、イスラエル人の入植者に全身を激しく殴打され、死亡したと発表した。 地元当局は、ムサレット氏が入植者による「野蛮な攻撃」を受け死亡したと明らかにした。こうした襲撃は日常的に行われているという。当局は、入植者の襲撃と同時にイスラエル軍が現場に突入し、救急隊員やボランティアの救助活動を妨害したと主張した。 ムサレット氏は米フロリダ州タンパの生まれで、米国籍を保有していた。 イスラエル軍は、衝突の結果としてパレスチナ人1人が死亡し、数人
アメリカでトランプ政権の移民政策が議論になる中、このほど公開された映画「スーパーマン」の最新作の監督が「スーパーマンは移民だ」と説明したことが保守的なコメンテーターなどから反発を招き、論争の的になっています。 「スーパーマン」は別の星から地球に逃れ、アメリカ人の夫妻に育てられたヒーローが超人的な能力で活躍するストーリーで、映画の最新作がアメリカや日本などで今月11日、公開されました。 最新作について、ジェームズ・ガン監督はイギリスの「タイムズ」紙の今月4日の記事の中で「スーパーマンはアメリカの物語だ。ほかの場所から来てその国で暮らす移民だ」と説明しました。 これに対してトランプ大統領の支持者や保守的なコメンテーターなどからは「イデオロギーを押しつけるものだ」などと反発する意見が相次いでいます。 このうち保守系ウェブメディアの創設者は「スーパーマンはすべてのアメリカ人のものだ。映画は政治的な
トランプ米大統領は9日、アフリカ5カ国の首脳をホワイトハウスに招き会談した。その際の発言がアフリカ各国の反発を生んでいるようだ。トランプ氏はそもそも英語圏であるリベリアのボアカイ大統領の英語をほめたたえた。アフリカ側からは「英語も話せないと見下されている」などと、不満の声が出ている。米CNNが報じた。 会談でボアカイ氏の発言を聞いたトランプ氏は「いい英語だ。美しい」と称賛。その上で「そんな美しい英語をどこで学んだんだ?」と問いかけた。 ボアカイ氏は自身の教育履歴を説明した。そもそもリベリアは、米国の解放奴隷が建国した国で公用語は英語。ボアカイ氏からすれば話せて当然といっていい。説明を聞いたトランプ氏は「興味深い。このテーブルには私と同じぐらいうまく英語を話せる人がいないからな」と述べた。 トランプ氏は「アメリカ・ファースト」の一環として英語を重視。今年3月には英語を公用語とする大統領令を発
石破茂首相は10日夜のBSフジ番組で、トランプ米政権との関税交渉を巡り「なめられてたまるか」と発言したことに関し「米国依存からもっと自立するよう努力しなければならない。侮ってもらっては困るということだ」と述べた。
インドのジャイシャンカル外相の到着を待つヘグセス米国防長官=1日撮影/Kevin Dietsch/Getty Images (CNN) ヘグセス米国防長官は先週、ホワイトハウスへの事前通告なしにウクライナへの兵器の搬送停止を承認していた。事情に詳しい情報筋5人が明らかにした。この動きは政権内部に混乱をもたらし、関係者らは停止が実施された理由の把握や米連邦議会並びにウクライナ政府への説明に追われた。 トランプ大統領は8日、兵器の搬送停止が自身の責任による措置ではなかったことを示唆。同日の閣議で自ら搬送停止を承認したのかどうか問われたものの明確には答えず、米国は今後も防御用兵器をウクライナに搬送し続ける意向だとのみ返答した。搬送停止を承認したのは誰かとの質問には、「分からない。こっちが聞きたい」と答えた。 この事案は、トランプ政権内部の政策決定がしばしば無計画に行われることを浮き彫りにする。そ
AI=人工知能を使って何者かがアメリカのルビオ国務長官を装った音声を作り、複数の国の外相らと連絡を取っていたことがわかり、調査が進められています。 アメリカの複数のメディアは8日、何者かがメッセージアプリ「シグナル」で、ルビオ国務長官を装ったアカウントを作成した上で、AIでルビオ長官の声に似た音声などを作り、外国の外相3人を含む少なくとも5人にメッセージを送り連絡を取っていたと報じました。 これについて国務省のブルース報道官は8日、記者会見で報道の内容は事実だと認め、調査が進められているとした上で「情報を保護する責任を重く受け止めており、安全上の理由から今後の問題を防ぐためにも、サイバーセキュリティー対策の強化に継続的に取り組む」と述べました。 ただ、調査の妨げになるとして、偽装されたメッセージの内容など具体的なことは明らかにしませんでした。 ことし5月には、ワイルズ大統領首席補佐官を装っ
5月に沖縄県金武町で闘犬種アメリカン・ピットブルテリア(ピットブル)が民家の小型犬をかみ殺した咬傷事故で、このピットブルが狂犬病の予防注射を受けていなかったことが2日、県への取材で分かった。飼い主は基地外に住む米軍人で、自治体への飼い犬の登録もしていなかったという。 在日米軍は、米軍関係者が基地の外で犬と一緒に住む場合、市町村への登録と狂犬病ワクチンタグの購入、装着等、日本のルールを守るよう求めている。一方、米軍関係者は住民基本台帳への登録がないため、飼い犬の把握が難しく、ルール順守の周知徹底が課題だ。 米兵の飼うピットブルにかみ殺された小型犬ライム(提供) 県や動物愛護管理センターによると、6月に同センターの職員などが飼い主の米軍人宅を訪ねて確認したところ、予防注射をしていないことが判明し、指導した。その後、飼い主はピットブルを他者に譲渡したという。 県などによると、米軍人が飼う犬につい
2025年5月、アメリカのドナルド・トランプ大統領が指示した国際刑事裁判所(ICC)への制裁に基づき、MicrosoftがICCのカリム・カーン主任検察官のメールアカウントを停止しました。こうした事態を受けて、EUの政府機関や企業がアメリカのテクノロジー企業から離れる動きが加速しているとのことです。 Trump's sanctions on ICC prosecutor have halted tribunal's work | AP News https://apnews.com/article/icc-trump-sanctions-karim-khan-court-a4b4c02751ab84c09718b1b95cbd5db3 Europe’s Growing Fear: How Trump Might Use U.S. Tech Dominance Against It http
州議員が「ジャップ」発言 「傷つける意図ない」と後に謝罪―米 時事通信 外信部2025年06月14日14時04分配信 米国国旗(資料写真、AFP時事) 【ワシントン時事】米西部ワイオミング州の州議会議員が会合で、第2次世界大戦中に日系人を強制収容した施設を「ジャップキャンプ」と呼んでいたことが明らかになった。議員はその後、地元メディアの取材に「誰かを傷つける意図はなかった」と謝罪した。「ジャップ」は日本人や日系人を侮蔑する表現で、主要な辞書では「使用を避けるべきだ」となっている。 石破首相「群馬は怖い人多そう」 差別意識ないと釈明 報道や州議会の映像によると、この議員は同州のジョン・ウィンター下院議員。10日の委員会の会合で、議員たちによる収容施設視察の集合時間などを確認する中で「ジャップキャンプ、私はそう呼ぶ」と語った。 地元メディアによると、議員はその後「子供の頃からずっとそう呼んでい
米アニメ「キング・オブ・ザ・ヒル」のとして知られた・ジョスさんが死去した。59歳だった。同作でジョン・レッドコーンの声を務めていたさんは5月31日、サン・アントニオで銃撃を受け死亡した。犯人のシグフレド・アルバレス・セハは現場から逃走したものの、によって拘留され、殺人容疑で逮捕されたと発表されている。 パートナーのトリスタン・カーン・デ・ゴンザレスさんは事件についてフェイスブックに投稿。前の家に郵便物を確認に行ったところで銃撃されたとしている。トリスタンさんによると、近隣住民が者である2人の関係を受け入れず、およそ2年間にわたるとを受けた末に、その家は燃やされたという。度重なる通報にも関わらず、は何もしてくれなかったとも伝えた。 そして、郵便物を取りに戻りに行ったところ、飼っていた犬の頭蓋骨とハーネスが目に付く場所に置かれていた。そのショックから泣き叫んでいた際に、侮辱の暴言を叫びながら近
安倍昭恵さんは29日、モスクワでプーチン大統領と面会しました。 この中で昭恵さんは、プーチン大統領がかつて日ロ首脳会談で安倍元総理大臣の地元の山口県を訪問したことに言及したうえで「ロシアは大切な隣国であり、文化的交流はこれからも続けてもらいたい」と述べました。 一方、プーチン大統領は「安倍氏がロシアと日本の協力関係の発展に果たした貢献を忘れることはない」と述べました。 昭恵さんはロシア訪問を終え、5月31日午後6時前に成田空港に到着し、帰国しました。 昭恵さんは、プーチン大統領との面会について30日夜、旧ツイッターの「X」に、「様々なご意見があると思いますが、私は主人が27回の首脳会談を通してプーチン大統領と築いてきた信頼関係を無駄にしたくない」などと投稿しました。 昭恵さんは去年12月に就任前のアメリカのトランプ大統領とも面会し、その後の講演で、各国との橋渡し役を担っていきたいという考え
【5月30日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(78)は今週、記者から「TACO」について質問された際、いら立ちを隠そうともしなかった。「TACO」とは、「Trump Always Chickens Out(トランプはいつもチキって〈おじけづいて〉退く)」の略語で、ウォール街のトレーダーの間で広まっている。 いわゆる「TACO理論」は、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のロバート・アームストロング記者が、政策が市場を混乱させ始めると撤回するというトランプ氏の傾向を強調するために考案したものだ。 トランプ政権は「市場や経済からの圧力に対する耐性があまり強くなく、関税が痛みを生じさせるとすぐに引き下がる」ことに投資家たちが気付き始めていると、アームストロング氏は結論づけた。「これがTACO理論だ。トランプはいつもチキって退く」。 アームストロング氏がTACO理論を考案したのは、今月、トラン
基地外の歩道で自動小銃を携帯して警備を行う米兵=4月27日、米海軍横須賀基地前(非核市民宣言運動・ヨコスカ提供) 横須賀市内で基地反対を呼びかける「月例デモ」を開催している市民団体「非核市民宣言運動・ヨコスカ」は29日、デモ中に米海軍横須賀基地(同市)の米兵が基地外で自動小銃を手に警備していたとして、同基地司令部に同銃の携帯を伴う警備の中止と市民への謝罪を求める要請書を提出した。同団体の新倉裕史さん(77)は「市民を威圧するような警備や、平和を訴える市民を敵対視するような振る舞いは許されない」と話している。 【写真多数、動画も】基地外における銃の携帯を伴う警備に反対する市民ら 月例デモは1976年から毎月最終日曜日に開催され、来年1月には通算600回目を迎える。ヴェルニー公園(同市汐入町)を出発し、同基地前などを通り同市中心街へと練り歩く。 同団体によると、今年3月30日、4月27日のデモ
まさか誰も、大学院を卒業する1週間前になって、自分が「不法移民」になるとは想像もしないだろう。 しかし、人生何が起こるかわからない。現に自分は2025年の5月22日、結果的に約1日という短い期間ではあったが、「不法移民」を経験した。 ハーバード大学 留学生受け入れ資格はく奪5月22日、私はハーバード大学大学院のクラスの友人たちとワシントン州シアトル・オレゴン州ポートランドを旅していた。5月29日に卒業を控える私たちにとって、卒業前に自由に使える最後の期間である。その日も朝からポートランドを観光しようと友人たちとレンタカーに乗り込んだ時、その知らせは届いた。 私の通う大学院の学生チャットに唐突に貼られたリンク。それはニューヨークタイムズの速報記事だった。 「トランプ政権がハーバード大学の留学生受け入れ資格を停止」 驚きと同時に、「ついにここまで来たか」と思った。 というのも、今年の3月末から
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