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2015年5月22日のブックマーク (2件)

  • 私と科研費 | 科学研究費助成事業|日本学術振興会

    私は1952年生まれであるが、私と同年代以上の人文系の研究者のなかには、近年まで科研費とあまり縁がなく過ごしてきたという人もかなり多いのではないかと思う。私もその一人である。はからずも2009年度から2011年度まで日学術振興会学術システム研究センターの主任研究員として勤務する機会があったため、日の学術全般における科研費の重要性について、一般論としては十分に理解しているつもりである。しかし、「私と科研費」という題で個人的経験談を書くとなると、皆さまのお役に立つようなことは書けそうになくて困っている。 「科研費とあまり縁がない」といっても、どの程度縁がないのかおわかりにくいと思うので、具体的に述べよう。2008年度以後は「基盤研究(B)」を連続して採択していただいているが、それ以前に私自身が代表者として応募した科研費は2件のみである。ありがたいことにいずれも採択していただいたが、最初が3

    kaikaji
    kaikaji 2015/05/22
    日本の東洋史研究の最高峰に位置する方の「(歴史)研究者にとって、研究の質という点から見てまず重要なのは研究時間であり、経費はそれほど重要ではない」という発言を文科省の方々は重く受け止めて頂きたい。
  • 「国家の安全」の論理と「民主・自由」-中国の香港への目線

    香港住民の危機感と「雨傘革命」 2014年、香港での「雨傘革命」がメディアを賑わせた。これは、香港の民意を政治や行政により直接的に反映させることを求める人々による運動であった。具体的には2017年に行われる行政長官選挙をどのように実施するのかということであり、中国政府は候補者の選定に制限を加えようとし、運動側はそれに反発した。 中国の「一国二制度」の下にある香港は、高度の自治を認められていたはずであるが、ここにきて民主や自由、とりわけ香港の人々が謳歌してきた自由までもが奪われようとしているという印象をもってのことであろう。 中国版NSCと「国家の安全」論理の拡大 きわめて興味深かったのは、この香港をめぐる問題が中国では「国家の安全」という論理に関連づけられて論じられる傾向にあったということだ。習近平政権が誕生してから、中国版NSC(米国家安全保障会議)と言われる国家安全委員会が組織されたこ

    「国家の安全」の論理と「民主・自由」-中国の香港への目線
    kaikaji
    kaikaji 2015/05/22
    「この「国家の安全」と「民主と自由」の対峙、対立という点は、何も中国だけに見られる現象ではない」