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宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
被爆二世、独学で音楽を学んだ全聾の天才作曲家と謳われた佐村河内守氏のほぼ全作品が、実際には桐朋学園大学の講師を勤める現代音楽作曲家・新垣隆氏の手になるものだった、という衝撃的な事件が世間を賑わせている。これに関連して、少し自分の思うところを書いておきたい。 メディアや音楽出版社のあり方、またはポリティカル・コレクトネスについての議論はほかに譲るとして、音楽そのものについての話になる。今回の事件はかなり根源的な問題まで浮き彫りにした、というのがもっぱらの認識のようだ。人は音楽にいったい何を聴き、何を根拠に評価しているのかということ。また純粋に音楽を聴くのはいかに難しいかということ。そんな問題についてだ。ここで私は、純粋に音楽を聴くことなど不可能であるのは当然として、そんなことを目指す必要さえない、という主張を述べたいと思う。 私が初めて佐村河内氏の名前を知ったのは昨年、おそらく例のNHKスペ
彼のここ十数年の作品にはすべてゴーストライター(名前を表に出さない実際の作者)がいる…という告白を聞いて、推理小説みたいな話だと不謹慎にも思ってしまった。確か、刑事コロンボの「奪われた旋律」は有名映画音楽作曲家の弟子が実はゴーストライターという話。古畑任三郎の最終話「ラストダンス」(犯人役:松嶋菜々子)も有名推理小説作家の双子の姉妹がゴーストライターという話だった。事件にまではなっていないが、現時点で既に彼はWikipediaで「元作曲家」扱いにされ、CDは出荷&配信停止、予定されていたコンサートも続々中止になっている。音楽界はてんやわんやである。 確かに、ポップスなど商業音楽の世界では、「作曲家」はメロディだけ書き(楽譜が書けないので鼻歌で歌うだけのヒトも多い)、それに「採譜(楽譜に書き起こす)」や「アレンジ(編曲。和音やリズムを付け、楽器で演奏できるような総譜スコアにする)」や「オーケ
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