「200円カレー」が東京に上陸した。税込み価格200円という驚異的な安さでカレーライスを提供する店が新潟からやってきたのだ。 いくらデフレの時代とはいえ、大手牛丼チェーンですらカレーの並盛は300円台かそれ以上である。 200円で出されるカレーは、本当にカレーとしての体をなしているのだろうか。もしかしたら「カレー」という名前のまったく別の食べ物の可能性だってあるかもしれない。ウマいのかマズいのか確かめるため実際に行ってみた。 10人以上が店内に行列 竹ノ塚は一戸建ての住宅が数多く立ち並び、昔ながらの商店街も残っている庶民的なエリアだ。街の不動産屋に貼り出された住宅情報を見ると、一人暮らし用のアパートが2DKで6万円とあり、23区内にしては割安であることがわかる。 東武伊勢崎線の竹ノ塚駅から10分ほど歩くと、「¥200 ゼイコミ」「原価率研究所」の文字が書かれた、赤色と黄色の派手な色をしたの